溶連菌は子供がかかりやすい感染症の一つです。
咽頭痛や皮膚の変化が特徴的で、抗生物質の服用で完治します。
今回は、溶連菌にかかった様子である場合連れて行く病院の行き先や受診のポイントをまとめていきます。
早期回復のためにぜひ参考にしてください。
さっそく見ていきましょう。
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溶連菌は以下のような症状が出ると言われています。
・38~39度の高熱が出ます。
・喉の痛みでミルクや食べ物が喉を通らなくなります。
・吐き気がひどく嘔吐をします。
・舌にブツブツが出ます。
・手足にカサカサや皮がめくれる症状が出ます。
上記のような症状ではどの科を受診すれば良いのか迷うかもしれません。
子供の病気は、先ずは小児科を受診する事が間違いないでしょう。
それでも、皮がめくれるなどの皮膚の症状がひどい場合では、皮膚科を受診する事も出来ます。
その場合は、お薬手帳を必ず持参して同じ薬が重複しないようにしましょう。
また、上記のような症状が出た場合以下のような点に注意しましょう。
①幼稚園や学校はお休みする。
②水分補給がきちんと出来ているか確認して、脱水症状に気を付ける。
③人込みは避けて、自宅で療養する。
④家族の他の人に感染が広がらないように気を付ける。
⑤完全に菌が排出されたことを確かめてから社会復帰する。
では、小児科に行った場合ではどのような検査がなされるのでしょうか?
薬の服用はどのくらいかかるのでしょうか?
ここでは、医師の検査や服薬に焦点を合わせて見ていきます。
■問診
先ずは、症状の始まりや様子などの問診がなされます。
発熱や症状の変化を記録して、医師に伝えるようにしましょう。
食事の量や水分量なども聞かれるかもしれません。
■尿検査
尿に含まれるたんぱく質の値や血尿の有無を調べて、合併症がないか併せて調べます。
オムツの子供の場合では採尿パックが必要かもしれませんから、当日までにもらってきて朝、採尿出来るようにしましょう。
■溶連菌の迅速検査
細長い綿棒のようなキットで喉や舌の粘膜を採取して検査します。
通常、10分ほどで結果が出ます。
■血液検査
必要であると診断された場合、血液検査が必要とされる事があります。
溶連菌は完治するまでに抗菌薬の服用が1週間から10日間必要です。
途中で服用を止めてしまう事がないように気を付けましょう。
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溶連菌が完治したかどうかは尿検査で確定出来ます。
それを怠ると、どのような危険があるのでしょうか?
ここでは、二次感染や合併症に注目して病気の完治を目指す理由を知りましょう。
■二次感染
二次感染は子供はもちろん、大人にも感染します。多くの場合二次感染は重症化する事を覚えておきましょう。
どの年齢でも、免疫力が下がっている場合では、この菌は重症化を引き起こしやすいため、二次感染しないように十分に気を付けましょう。
■急性糸球体腎炎
腎臓が正しく働かなくなり、血尿や蛋白尿などの症状が出ます。
ひどくなると、むくみや痙攣・全身浮腫・血圧異常などの重い症状が出るため子供では入院が必要になるケースもあります。
■リウマチ熱
溶連菌が完全に治まっていない場合に、39度以上の高熱が長期間続く・全身や関節の痛みなどが生じ、治療に長期間かかる大きな合併症を引き起こしたり、心疾患に繋がる場合があります。
尿検査が大きな病気の早期発見につながる事が分かります。
いかがでしたか?
溶連菌の受診や検査の順序について概観が掴めたでしょうか?
溶連菌は放置出来る病気ではないため、完治出来るように努力しましょう。
介護者は気を遣いますが、完治に向けて努力を傾けましょう。
お大事にしてください。
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