溶連菌で出勤停止になったら給料はどうなる?期間はどれぐらい?

目安時間:約 5分

仕事が忙しい時期に限って襲ってくる「溶連菌」の攻撃。

休みたくはないけれど、症状が悪くなってからでは回復も遅くなります。

では、溶連菌になった時の出勤はどのようにすれば良いのでしょうか?

今回は、仕事を休まなければならない場合の不安に答えていきます。

ぜひ参考にしてください。

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溶連菌は出勤停止なの?

学校も職場も同じく、感染の可能性がある病気を患ってしまった場合には数日の出勤停止が通達されます。

「溶連菌」の場合は、飛沫感染するため介護職や学校関係、食品を扱う職場では特に感染が恐れられています。

では、「溶連菌」の症状と治療について押さえておきましょう。

■症状

・発熱

38~40度の熱が出る。

・喉の痛み

扁桃腺が腫れて食べられなくなってしまう。

つばを飲み込む事も難しいと感じる。

・食欲不振

吐き気や嘔吐を感じる人もいます。

・舌や皮膚の発疹

舌にブツブツと赤い発疹が出たり、手足に発疹が出て痒みを伴います。

・咳

咳が見られない場合もありますが、喉の痛みを和らげるために咳払いをする場合があります。

子供がかかる「溶連菌」との違いをあげておきましょう。

①症状がほとんど出ない場合が多く、症状が現れないまま他の人に感染してしまう事も多い。

②症状が出る場合は、子供がかかるよりは重症化する事が多い。

③合併症になりやすく、命に関わる病気になるほど免疫力が下がってしまう。

■治療

抗生物質を服用して細菌を抑える必要があります。

抗生物質を飲み始めて、24時間経っていれば細菌は感染効果を失うと言われており、社会に復帰しても感染率は低くなると考えられています。

ですが、免疫力が下がっている場合には他の病気に感染する危険もあります。

また、体力が奪われている時に仕事で体力を使う場合には注意が必要です。

出来れば、抗生物質を数日飲み続けて、十分に体力が回復した時に社会復帰出来るように上司に相談してみましょう。

有給が使えるのか、会社に確認して給料に影響が出ない方法を話し合ってみてください。

溶連菌の出勤停止の期間はどれぐらい?

上記に挙げたように、抗生物質の働きで通常24時間~48時間経っていれば「溶連菌」の威力が下がり、他の人に移す効力を失うと言われています。

ですが、「溶連菌」は恐い病気でもあります。

仕事に支障が出そうであれば迷わずに休むようにしましょう。

会社の方針にもよりますが、最低でも丸1日~1週間休めれば良いかもしれません。

では、ここでは、出勤に伴って気を付けたい幾つかのポイントを抑えておきましょう。

①出勤時は必ずマスクを着用しましょう。

威力は低くなったとはいえ、感染しないようにマスクをして出勤をしましょう。

「溶連菌」は接触感染・飛沫感染をします。

周りの人にも、警戒を呼び掛けて手洗いうがい・消毒を励行しましょう。

②人込みはなるべく避けましょう。

特に、免疫力の下がった時期ですから人込みを避けて仕事の前後は出来るだけ要領良く対応しましょう。

タクシーや自家用車で出勤出来るなら人込みは避けられるかもしれませんね。

③タバコや空気の悪い場所は避けましょう。

扁桃腺は腫れたり、膿んだりする場合がありますから、喉に刺激が強い煙やホコリは出来るだけ吸わないように気を付けましょう。

鼻をきっちり覆うマスクを使っても良いでしょう。

④残業は避けましょう。

仕事の後は出来るだけ体を休めましょう。

仕事が残っていても、回復の求められるこの時期だけは無理をしてはいけません。

⑤2週間後に受診して医師の指示を仰ぎましょう。

抗生物質をすべて飲んだら出来るだけ早く受診して再検査をお願いしましょう。

「溶連菌」が完全に消えてくれている事を確認しておきましょう。

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子供がかかる病気で大人は心配ないと高をくくっていると、大きな病気を見落としてしまう事にもなりかねません。

免疫力が下がって、最近疲れているなと思ったら出来るだけ休むようにしましょう。

あなたは子供の世話・家事や仕事で忙しいかもしれません。

でも病気になったら代わりになる人はいないので、病気に負けないように工夫しましょう。

お大事にしてくださいね!

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