溶連菌になったら会社にどうやって伝える?診断書はいるの?会社復帰はいつ頃?

目安時間:約 6分

子供が学校から帰ってきたら熱が出ていた、という話しはよく聞かれます。

「溶連菌」が流行る12月~3月の寒い時期は、特に注意が必要です。

大人も感染して、高熱や喉の痛みなどの症状を訴える事があります。

今回は、大人が感染した場合に仕事はどうすれば良いのかを検証していきます。

早い回復を目指して、ぜひ参考にしてください。

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溶連菌になったら会社にはどうやって伝える?

大人が「溶連菌」にかかった場合には症状が出にくいという場合があります。

ですが、菌をもって会社に行くと感染者を増やしてしまう事になりますから十分に気を付ける必要があります。

では、子供がかかって自分にも感染しているかもしれない場合には会社にどのように伝えると良いでしょうか?

症状の一つに声が出せない・喉が腫れて食べられないというものがあります。

実際にメールではどのように伝えられるのでしょうか?

①メールで伝える

「家族(子供)が「溶連菌」に感染して、発熱・嘔吐・咳などの重い症状を出していました。

症状が良くなって学校に行く事が出来ましたが、私自身がひどい倦怠感を患っています。

感染しているかどうか医師に相談の上出勤させていただきたく存じます。

大変ご迷惑をお掛け致しますが、宜しくお願い致します。」

②電話で伝える

電話で伝える場合にも、理由をきちんと説明しましょう。

・家族に感染者がいたため。

・喉が痛くてつばを飲み込む事も出来ないほど。

・発熱や発疹などの症状。

症状が出ていない事から出勤を依頼される場合もあるかもしれません。

仮に出勤しても、溶連菌は会話する時や共用している場所(ドアノブなど)を介して空気感染するため、感染を広げやすい病気である事を覚えておきましょう。

外出時にはマスクを着用します。

溶連菌になったら会社に診断書は必要?

学校では感染度の高い病気の一つとして「溶連菌」「インフルエンザ」などが指定されている場合が多くあります。

ですが、会社では指定されていない場合が多く、個人の判断に任されている事がよく見られます。

特に、子供の多い職場(保育園・学校など)では2次感染を招きやすいため「溶連菌」感染者は完全に菌が治まるまでは出勤を控えた方が良いかもしれません。

その他の条件で、会社に行くべきかどうか悩む時には医師に相談しましょう。

「溶連菌」にかかっている事が判明した場合には医師に診断書を書いてもらう事も出来ます。

診断書があれば以下のような場合に有効です。

■症状が明らかではないとしても感染している事が伝えられる。

■抗生物質を服用し始めて丸一日経っていれば菌が感染力を下げるため、証明となる。

■会社側から出勤を強いられた場合、休むべき理由を提示出来る。

医師によっては、完全に溶連菌が効力を失った事を再検査で確かめる場合があります。

この検査こそが大切です。

なぜなら、「溶連菌」は免疫力が下がった時を狙って何度でも発症するからです。

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溶連菌になった後の社会復帰はいつぐらいから?

では、「溶連菌」にかかってから回復までの軽油を見ていきましょう。

①感染して症状が出始める

38度以上の高熱が出る事があります。

会社には早めに連絡して出来れば2日は休ませてもらいましょう。

②受診をして抗生物質を処方してもらう

早く服薬すれば、それだけ回復も早くなります。

受診して出来ればその場で抗生物質を服用しましょう。

③自宅療養

体を十分に休ませます。

食べられる消化の良いものを食べて、十分に水分補給をします。

協力してもらえるように家族や友人にお願いしましょう。

④丸一日休養して体調を見ます。

抗生物質を飲んで24時間以降から熱が下がるなど、症状の緩和が見られてきます。

でも、体はまだ疲れていますから無理をしないように気を付けます。

食欲が戻って元気があれば翌日から会社復帰も考えられます。

⑤会社復帰

会社にはマスクを着用して行きます。

仕事がたまってストレスかもしれませんが、無理をしないように仕事に取り組みます。

出来れば、ミネラルウォーターを持参して体に良い水分補給を努めましょう。

⑥残業はNG

早い回復に残業は逆効果です。

症状が戻ってまた会社を休む事になりかねません。

⑦消化の良い食べ物

完全な回復までには、煮物や白身魚などを使った消化の良い食事にします。

お酒は胃腸に負担が掛かってしまうため控えめにしましょう。

⑧免疫力を高める

質の良い睡眠は免疫力を高めるためにとても大切です。

10時には床に就くようにしましょう。


「溶連菌」感染中、会社はどうするべきかを考えていきましたが参考になったでしょうか?

どのような病気も同じですが、疲れている時に無理をする事で感染を促してしまう事を覚えておきましょう。

また、普段から肩が凝る・足がむくむなど血流が悪いなと思ったら、ほんの少しでも運動を毎日取り入れる事で血流を良くして病気になり難い体を作る事も出来ます。

忙しい毎日ですが、病気になってしまうと何もかもが止まってしまいます。

バランスを正しく保って元気に毎日を過ごしていきましょう。

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