小児喘息と大人の喘息の違いと再発や風邪をひいたときの注意する点は?

目安時間:約 5分

zen6

子供の時に治ったと思っていた喘息が再発してしまいました。

風邪等をひいたときに、確かに気管支から症状が出るとは思っていました。

でも、まさか喘息の症状が今更出るとは思っていなかったので驚きました。

小児喘息と大人の喘息の違いや、風邪などの時に気を付ける事などを書いてみようと思います。

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小児喘息と大人の喘息の違い

小児喘息と大人喘息の違いを比べてみる時に、分かりやすいのがアトピー体質(アレルギー)による分け方です。

・アトピー型(生まれつきが多く小児喘息寄り)

特定のアレルゲンを持っていることが分かっている方。

アレルゲン反応として、IgE抗体が大量に作られ、それが気道の炎症を引き起こして喘息発作になる。

アレルゲンの原因を避ける事で抑えることが可能。

体の免疫機能が整ってくるにしたがって症状が出にくくなる。

・非アトピー型(環境が引き金になりやすく大人喘息寄り)

生活環境やストレス、因子となる物が外からによるものが多い。

例えば、たばこや香水、ホコリ、花粉などが挙げられる。

冷たい空気を吸ったり、大気汚染なども誘発の原因に。

風邪などのウイルスが原因になり、なかなか咳が止まらず喘息になることも。

ただし、非アトピー型でも症状が出てしまうと、体内はアトピー型と同じ状態になるという事です。

引き金が違うという事だけのようです。

小児喘息は大人になってから再発するの?

筆者が最近小児喘息が治ったと思っていたのに30年ぶりに再発してしまったので、再発すると言っても良いかと思います。

実は息子も小児喘息が治っているのですが、二人とも風邪を引くと咳はすぐに出てしまいます。

気管支がもともと弱いこともあり、すぐに喉の炎症から発熱してしまいます。

ただ、普通の風邪の咳は良く出る方ですが、喘息の発作まで出てしまうとは思ってもいませんでした。

原因は筆者の場合は、思い返すと、ストレスと過労が思い当ります。

また、長時間の車移動中に、エアコンの風を喉に受けていたのも原因だと思われます。

乾燥状態が続くのも、悪かったのではないかと思います。

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小児喘息と違い大人は風邪との区別がつきにくいこともある

アレルゲンが特定出来たり、子供の時に喘息と診断されれば「自分は喘息だから気を付けよう」と思って生活が出来ます。

ただ、突然大人になってから発症する場合は、始めはただの風邪かと思って悪化するまで気が付かない事も多いと聞きます。

筆者の友達も、3年ほど咳が止まらないと言って苦しんでいました。

途中で咳喘息と診断され、色々薬をもらっていましたが、一向に良くならないようでした。

会社の上司がゆっくり話を聞いてくれる機会があったらしく、その後ピタッと治まったそうです。

「いかにストレスが多かったのかやっとわかった。」と言っていました。

ただの風邪と思っていて、体の方は元気になったのに咳だけが続いている場合は、「もしや」と思って喘息も疑ってください。

症状が悪化してしまってからでは治りが確実に遅くなります。

また、咳を侮ると体力をとても消耗させてしまいますし、咳で肋骨が折れる事もあります。

気管支喘息は慢性疾患です。

症状が治まっても、環境によって再発するものです。

何度も同じように咳を繰り返すようであれば、原因を探ってみましょう。


子供の時からずっと治らず喘息の方もいらっしゃいます。

大人になってから発症すると、驚くと思いますが、ストレスが多かったりする場合は喘息も疑ってみるのも悪化を防ぐことになると思います。

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