妊娠 頭痛 危険

妊娠中には体の様々な所に不快感や不調が出てくると言われています。

私も、特に妊娠初期から中期にかけて吐き気や頭痛と言った、一般的によく見られる症状に悩まされました。

今回は特に頭痛に注目して、注意したい点や改善出来る点を共に検証していきます。

心配な頭痛もありますが、心配して体調を崩す方がよほど危険です。

妊娠期間は体の中で命が育む奇跡的な期間ですから、体調を心配し過ぎて大切な時間を過ごし損なう事がないように、ぜひ参考にしてください。

妊娠で頭痛がひどいと何か危険なことがある？

妊娠中に起こる頭痛の代表的なものは以下のようなものです。

①片頭痛

女性ホルモンのバランスが崩れる事で、血流に問題が生じて起こる頭痛。

多くの場合こめかみや、片側など部分的に痛くなる事から片頭痛の名が付けられています。

妊娠腸初期～中期に起こりやすいと言われています。

②鉄分不足

赤血球がたくさん胎児に送られて起こる血液中の鉄分不足が原因して頭痛を起こします。

立ちくらみなど生活にも支障が出るため注意が必要な頭痛です。

サプリメントや鉄分の多い食品で補う事も出来ます。

③水分不足

特に、つわりが原因して体が脱水症状を起こす事が原因して頭痛が起こります。

臭いやストレスに敏感になる期間ですから、つわりを止める事は非常に難しいです。

脱水症状がひどくなると点滴をする必要も出てきます。

元々頭痛があってもなくても、妊娠中には酷い頭痛が起きやすいことを頭に入れておきましょう。

上記に挙げたような頭痛の原因を改善しても良くなる傾向が見られない場合、掛かりつけの医師に相談して適切な指示を仰ぎましょう。

妊娠で危険な痛みはどんな風なの？

では、注意したい頭痛について検証していきます。

あくまでも参考にして、自己判断して大きな病気を見逃す事がないように注意してください。

注意したい頭痛

■頭痛が突然起きて、最強に痛みが強くなる

片頭痛や緊張型の頭痛を「一時性頭痛」と呼ぶことに対して、突然の頭痛を「二次性頭痛」と呼びます。

くも膜下出血や脳出血が原因している場合があるので、医師（脳外科）の診察が必要です。

■過去に経験したことがない頭痛

「頭が割れそう」「ハンマーで叩かれたよう」などの普通ではない痛みの場合、注意が必要です。

■運動後の激痛

血圧が上がった後に起こる酷い頭痛にも注意が必要です。

■手足がしびれているもしくは麻痺する事が伴う頭痛

脳出血の疑いがあるため注意が必要です。

■「ズキズキした痛み」「気を失うほどの痛み」

直ぐに医師（脳外科）の診察を仰いでください。

注意したい頭痛は、胎児もしくは母体の危険信号である場合が少なくないので、早めに受診して適切な処置を受けましょう。

妊娠中になる危険な病気にはどんなものがあるの？

最後に、妊娠中に気を付けたい危険な病気と予防法を検証していきましょう。

■高血圧

最高血圧140以上、最低血圧90以上の高血圧が特徴です。

むくみや尿たんぱくを伴う事があります。

血流の流れが悪くなるため、胎児が育たない（胎児発育不全）・胎児に酸素が届かないため成長が止まる（子宮内胎児死亡）といった事態を招きかねません。

入院や、食生活の見直しが必要になってきます。

■妊娠中毒症

妊娠高血圧症候群（上記にあげた高血圧）特別されている場合があり、高血圧かむくみ、蛋白尿のいずれかの症状が見られる場合に妊娠中毒症と診断される場合があります。

むくみは多くの妊婦に見られるため、個人判断は難しく医師による尿検査など適切な検査が必要になってきます。

年齢や遺伝など、中毒症になる要因はたくさんあるようです。

■多量出血または妊娠以外の出血

妊娠に伴う出血（流産など）の場合は産婦人科での適切な処置が必要です。

しかし以下のような他の病気を伴っている場合があるので注意が必要です。

・子宮膣部びらん
・子宮頚管ポリープ
・痔出血
・子宮がん
・弛緩出血（しかんしゅっけつ）

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妊娠期間中は様々な事が要因となって、体調管理が難しいですが‟母は強し”です。

ご主人や医師、親御さんにも助けてもらって乗り越えてください。

心配が胎児に及ぼす影響を考えて、ゆったりと大らかな気持ちで過ごす事が出来れば何より良いですね。

ちなみに私は、絵を描く事で気持ちを紛らわせて乗り越える事が出来ました。

あなたも、好きな事をのんびりとして妊娠期間を楽しく過ごしてくださいね。