いびきをかきやすい人は、顎の大きさが関係すると言われています。
その場合では、どのような治療方法があるのでしょうか?
また、子供の顎を鍛えるために、親が出来る事があるでしょうか?
今回は、いびきと顎の関係を見ていきます。
ぜひ参考にしてください。
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いびきは通常、気道が狭くなったり、鼻が詰まっている時に空気の通りが悪くなる事によって「いびき」となって症状が出ます。
しかし、いびきは顎の小さい人がかきやすいとも言われています。
その理由は、以下のようなものがあります。
・顎の筋肉が弱く、寝ている間に舌が喉の方へ動くのを支えられない。
・柔らかいものを食べている事が原因で、顎の骨が発達していない。
・舌が大きく気道を塞いでしまっている。
・顎に比べて咽頭が大きく、気道を塞いでしまっている。
などの理由があります。
顎の大きさは、残念ながら大人になってからでは帰る事は難しいです。
ですから、グッズを使うか、治療が必要になってきます。
次の項では、治療方法から見ていきましょう。
子供のうちに顎をシッカリと鍛えましょう。
①よく噛んで食べる。
②固いものを食べさせる。
③口の中のどちらか片側だけで食べないように、左右均等に食べる。
④野菜やお肉をわざと大きめに切って食べさせる。
では、顎が小さい場合の治療方法から見ていきましょう。
■扁桃腺切除手術
いびきの原因が、扁桃腺が大きい事である場合は、扁桃腺を切除する手術があります。
入院が必要な手術で、費用は3割負担で15万円~となっています。
■顎骨延長手術
短い顎の骨を伸ばすために、顎の骨を切断して延長金具を装着する顎の手術です。
全身麻酔が必要な手術です。予算的には3割負担で30~40万かかると言われています。
専門とするのは矯正歯科・口腔外科などです。
■マウスピース
マウスピースは最も人気の高い対処方法で、長期に渡って使用する事が出来ます。
歯科や口腔外科で作ってもらって、受け取った日から使用出来ます。
ただ、マウスピースは治療としては不完全で、顎の大きさを治す事は出来ません。
■鼻マスク(CPAP)
鼻マスクは、気道を確保していびきで不足しがちな酸素をきちんと脳や体に送り込む装置です。
睡眠時無呼吸症候群などの病的な原因でいびきをかく場合では、この装置が通常使用されます。
レンタルすれば3000円/月ほどですが、購入すると10万円ほどかかります。
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では、最後にいびきをかかないための、他の方法を見ていきましょう。
■いびき体操
口の中と舌を動かして、筋力をつける方法です。
①舌を前に出す。
②舌の先を上顎に付ける。
③喉の奥を意識して広げる。
④口をすぼめる。
⑤口角を片方ずつ上げる。
■あいうべ体操
ユックリと口を大きく開けて「あ」「い」「う」「べ」という事で、喉や舌を鍛える事が出来ます。
小さい事ですが、継続は力なりです。ぜひ続けてみましょう。
■寝方を変えてみる
仰向けで寝る事が多い人は、横向きに寝てみましょう。
また、万歳をして寝ている事がいびきの原因である場合もあります。
■枕を変えてみる
枕の高すぎ・低すぎが原因で気道がきちんと確保出来ていない場合もあります。
何種類かの枕を交互に使って、最善の高さを探してみましょう。
■アルコールや睡眠薬が一過性のいびきの原因となります。
最近、いびきが気になると思った人は、アルコールや睡眠薬の使用を控えてみて違いをチェックしましょう。
いかがでしたか?
いびきの原因は顎のサイズ以外にも、たくさんあります。
ストレスや心配事が原因でいびきをかく事もありますから、普段からストレスをためないように気を付けたいですね。
ぜひ、いびきを克服して少しずつでも快眠を目指してください。
お大事にしてくださいね。
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