耳の後ろの骨が出っ張ってて痛みがあって頭痛がするときは?ビリビリするのは病気なの?

目安時間:約 6分

耳の後ろが痛い時には何か病気ではないかと心配ですね。

特に、耳の後ろの骨の部分が触るとビリビリ痛くなる時には、何が原因か気になりますし、どのように対処出来るのか知っておきたいですね。

今回は、耳の後ろの骨の部分が痛い時の対処方法を検証していきます。

普段の過ごし方や、注意点もあげていきますのでぜひ参考にしてください。

では、さっそく見ていきましょう。

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耳の後ろの骨の出っ張りの痛みがある時はどうしたらいい?

耳の後ろにしこりのような出っ張りが明らかに見える事があるかもしれません。

特に、風邪をひいた・疲れている・寝不足が続いたなどの状況では、血流が悪くなって老廃物が体のいろいろな所に粉瘤と呼ばれる形で出っ張る事があります。

この粉瘤自体は1週間ほど様子を見れば治まってくると言われていますが、以下のような状況では早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

■しこりが大きくなっている

粉瘤は大きくなる事はあまりなく、形や大きさが変わる時には腫瘍かもしれません。

早めに内科または皮膚科を受診して検査をしてもらいましょう。

腫瘍では痛みがないものも多くありますから、医師に相談する事は大切です。

■腫れて熱を持っている

特に子供は、おたふくや中耳炎が原因で耳の下や裏が腫れたり熱を持ったりする事があります。

感染する病気の場合では、早めに医師に相談して治療をしましょう。

また、予防接種を受けたかどうかを確認しておく事も大事です。

■リンパ腺炎

耳の後ろにあるリンパ腺が何らかの原因で炎症を起こして腫れとなって出っ張る事があります。

様子を見て必要であれば医師に相談しましょう。

耳の後ろが痛いし頭痛があるときは?

耳の後ろには神経だけではなく、多くのリンパ腺が通っている所ですから痛みや腫れは見逃してはいけません。

ここでは、応急処置や病院に行くタイミングについて見ていきましょう。

①様子を見ても良いケース

痛みが一時的で、症状がそれほどひどくない時には、先ずは休んで様子を見ましょう。

耳の後ろを温めた方が良いのは、神経痛などの症状で痛みがある場合だけで、腫れや粉瘤、炎症などの場合では冷やした方が良いとされています。

気持ちが良い温度で濡れたタオルを耳の後ろにあてて様子を見ましょう。

②鎮痛剤を使って様子を見る方が良いケース

高熱や激しい頭痛が見られる場合では、鎮痛剤の使用も考えましょう。

仕事が忙しい場合でも、10分以上はユックリと休める環境を作り、鎮痛剤の効果を待ちましょう。

痛みが治まらない時には、他の病気が原因する可能性もありますから出来るだけ早めに医師の診察を受けるようにしましょう。

③直ぐに病院に行くケース

吐き気・めまい・激しい頭痛などは直ぐに医師の診察を受けた方が良いケースです。

耳の後ろにはさまざまな重要器官が集まっていますから、放置して重篤化しないように気を付けなければなりません。

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耳の後ろが痛いピリピリした感じがするのは病気なの?

耳の後ろが痛くて、ピリピリする感じがある時には病気が原因している事もあります。

ここでは、3つの病気の症状と対処方法を見ていきます。

■額関節痛

顎の骨が長期に渡り圧迫されたり、ゆがんだりする事で顎の関節がダメージを受ける病気です。

耳の後ろが痛くなる以外に、片頭痛・めまい・口が開かないなど毎日の生活に支障が出る症状が出ます。

顎関節にならないように、症状が軽いうちに必要な治療を受ける必要があります。

特に歯ぎしりや、噛み合わせが原因となる傾向があるので、歯科医に相談する事が出来るかもしれません。

■後頭神経痛

神経痛や頭痛が原因で起こるとされています。

精神的なストレスが原因で起こる事もあり、生活習慣の見直しが必要となります。

猫背・座りっぱなし・ストレスなどはこの神経痛の原因となりやすいため、ひどくならないうちに治療しましょう。

■脳髄膜炎

病原菌が脳髄に侵入して起こる炎症です。

痛み以外に吐き気・発熱などのひどい症状を伴いますから、症状が感じられたら速やかに内科や脳神経外科を受診しましょう。


いかがでしたか?

触って分かる程度のしこりや腫れは放置せず、様子を見て必要に応じて受診しましょう。

また、忙しい時やストレスがたまる時期には、いつもよりも体を労わってあげましょう。

睡眠時間をきちんと確保するなど実際的な対策を取る事に努めましょう。

お大事にしてくださいね。

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