ピーナツは何歳から食べてもいいの?アレルギーが出やすい年齢は?子供がアレルギーを持っているか調べるには

目安時間:約 6分

子供のアレルギーは近年さらに深刻化して来ています。

学校やレストランでも、ピーナッツやナッツ類は完全排除にしているところも多くあります。

ところで、ピーナッツアレルギーは防ぐ事や治す事が出来るアレルギーなのです。

今回は、ピーナッツアレルギーも焦点を合わせて、食べさせる時期やアレルギー反応などを見ていきましょう。

栄養価の高いピーナッツを食べられる日が来るように、ぜひ参考にしてください。

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ピーナッツは何歳から?

母乳からは全てのアレルギーに対応出来ないと言われています。

ですから、離乳食の際にピーナッツを食べさせて抵抗力をつけさせることが必要です。

離乳食の役割は以下のようなものです。

・母乳では補えない栄養補給

いろいろな食べ物を知って、少しずつ抵抗をつけさせます。

・噛む練習

ミルクだけで噛む事がなかった食習慣から噛んで食べる習慣に変えていきます。

また、噛む事は脳の発達に非常に大切です。

・味覚の発達
いろいろな食べ物の味を知って、味覚を刺激していきます。

塩分や糖分は付随していくものなので、先ずは素材の味を教えていきます。

・消化機能の発達

胃腸の働きを助けて消化機能を高めていきます。

■ピーナッツは何歳から食べさせても良い?

お粥など初期の離乳食は5~6か月からその子供の状態によって始めますが、ピーナッツは1歳未満に他の離乳食を始めていれば、与えてみる事が出来ると言われています。

その時期から食べさせることで、体に抵抗力がつきアレルギーを防ぐ事が、多くのケースで出来ると報告されています。

ピーナッツは何歳からアレルギーがでやすい?

アレルギー症状は1才~2才児でも見られる事があるようです。

症状としては以下のようなものがあります。

・皮膚にブツブツが出る

・痒くなる

・顔がほてる

・咳が出る

・喘息のような症状が出る

・呼吸や心拍に異常が見られる

・アナフィラキシーショック

上部分のケースでは気付く事も少なく、成長と共に改善されるケースもありますが、心配なのは喘息症状や呼吸困難の症状です。

このような症状は重篤な状態に繋がる事もあるため、直ぐに医師の診察を受ける必要があります。

また、以下のようなケースが子供の背景に見られないか普段から気を付けてみましょう。

①ピーナッツやピーナッツバターを食べると具合が悪くなる

②たくさん食べた

③妊娠中にママがピーナッツをたくさん食べた

④ピーナッツアレルギーの家族がいる

などです。

アレルギーになってしまっても、海外などでは改善の治療もすすめられています。

治療と言っても、医師の指示のもと、毎日10g以下のピーナッツ粉をプレーンヨーグルトに混ぜて食べさせるだけです。

3週間~2か月ほどで改善が見られるようです。

あまり神経質にならないで、長い目で解決の糸口を見つけていく事も重要でしょう。

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ピーナッツのアレルギーの子どもかどうか調べるためには?

では、子供のアレルギーを見付ける方法について見ていきましょう。

アレルギーの有無を調べるには小児科や皮膚科の受診が出来ます。

■皮膚検査

表皮に小さな傷をつけて、ピーナッツ成分を少し付着させてできる腫れや反応を調べるテストです。

■血液検査

血液中の抗体があるかどうかを検査します。

子供の採血は非常に難しい場合が多く、あまりすすめられないかもしれません。

■食物負荷試験

ピーナッツ10粒を少しずつ食べて反応がないかどうかをチェックします。

小さいお子様では誤嚥の恐れもあるので、ピーナッツバターが使われるケースもあります。

以下のようなものにはピーナッツが使われている可能性があります。

これらの食品を食べて、異常がないかどうかを見てチェックしましょう。

・落花生やそれを使ったお菓子

・胡麻ドレッシング

・パスタなどのソース

・タンタンメンなどのトッピング

・キャラメルソースを使ったトッピング

・市販のタレなど

それと分かりにくいものが多いため、症状を見て気を付ける事が必要でしょう。


いかがでしたか?

アレルギーは小さいうちから出る事もありますから、特にお腹の所にブツブツが出たり、喘息のような咳をし始めたら気を付けてあげましょう。

アレルギーゼロを目指して小さいうちから何でも食べさせて、子供の抵抗力を上げさせることも出来るだけ努力しましょう。

美味しくて栄養価の高いピーナッツを、たくさんの人が食べる事が出来るように祈っています。

お大事にしてください。

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