熱を一晩で下げるときに冷やす場所は?市販薬を使ってもいい?

目安時間:約 5分

突然の発熱や風邪などで、次の日のスケジュールを調整しなければならないかもしれない事ってありますね。

今晩、熱を下げなければならない状況では、どのような事が出来るのでしょうか?

今回は、一晩で熱を下げる方法や市販薬の使い方やタイミングについて検証していきます。

ぜひ参考にしてください。

さっそく見ていきましょう。

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熱を一晩で下げることはできるの?

先ずは、体を休ませてください。

体の免疫力は寝ている間に回復する事を知って、出来るだけリラックスできる服装を選びましょう。

その上で、熱を下げるために以下のような事を試しましょう。

①体を温める

熱が出る事は、免疫力を高めるために体が正常に働いている証拠です。

熱をむやみに下げる事は免疫力を下げる事になりかねません。

体を温めるために卵スープやジンジャーティを摂れるだけ摂りましょう。

②水分補給

OS-1やポカリスウェットなどのスポーツドリンクを小まめにたくさん摂る事で体に必要な水分を摂取出来ます。

もしも、自宅にどちらもない場合は手作り出来ます。

【材料と作り方】

・常温の水 1L
・食塩 4g
・砂糖 40g

③ビタミンCを多目に摂取

体力が下がっている時にはビタミンCを摂取する事が役立ちます。

サプリメントでも良いですが、柑橘系の果物やイチゴ、キウイなどが良いかもしれません。

④解熱剤を使わない

熱をむやみに下げようとせずに、体温を上げましょう。

ただ、額や脇の下、鼠径部などの血管を冷えピタや保冷材で冷やすと熱を下げ過ぎずに、気分が良くなります。

熱を下げるときに冷やす場所は?

上記にもあげたように、解熱剤を使わない際に冷やせる体の各所を知っておく事はいざという時に役立ちます。

基本的には、寒気がしている時~発熱時にはむやみに熱を下げない方が良いとされています。

■額

子供であれば粘着性のある冷えピタは重宝するかもしれません。

子供が小さい時には、特に濡れたタオルが顔を覆って呼吸が出来なくならないように、十分に気を付けなければなりません。

■脇の下

保冷剤をタオルで巻いて両方の腕の下に入れてみます。

多くの医師もこの方法を推奨しているようですから、やってみる価値はありそうです。

■鼠径部

足の内ももの付け根から腹の横の部分にかけてを鼠径部(そけいぶ)と言います。

保冷剤をタオルに包んでからその辺りを冷やしてみましょう。

子供の場合では、腹巻やレギンスなど保冷剤を固定出来るものを使ってみる事も出来ます。

■氷枕

頭の下を冷やす事も有効かもしれません。

ただ、あまりに冷たいと逆に頭痛の原因になりかねませんから、ほど良い温度に保ちましょう。

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熱を下げる市販薬はどんなものがある?

熱を一気に下げたい場合では、市販薬や栄養ドリンクの使用も考えられるかもしれません。

ここでは、解熱効果の高い市販薬や、そのタイミングを見ていきましょう。

■総合感冒薬

イブプロフェン・アセトアミノフェン成分・エテンザミドといった成分が配合されている、風邪の総合薬です。

解熱は熱が出た後に作用する事が望ましく、寒気がする段階ではまだ服用しない方が良いかもしれません。

使用上の注意をよく読んでから服用しましょう。

■解熱鎮痛剤

ロキソニンやノーシンなど症状に合わせて薬の種類が異なってきます。

どうしても我慢出来ない頭痛や発熱を何とか止めたい最後の砦として使用すると言ったぐらいの限界で服用しましょう。

■栄養ドリンク

ゼナ・ジンジャーやカコナール2などの栄養ドリンクは、風邪で衰えた体に素早く栄養を補給してくれます。

成分に風邪に効く生薬が含まれているものを選ぶようにしましょう。

飲むタイミングは寒気や発熱がある時が良いですが、体調に合わせて寝る前に飲むなど、調整しましょう。

■葛根湯、液体バージョン

ツムラから出ているおなじみの漢方薬ですが、苦いのが苦手の方に液体タイプのドリンクを紹介しましょう。


熱が出てしまったら、その日はユックリ休むようにしましょう。

出来れば熱を出した状態で、水分補給に努めて体を休めましょう。

薬を飲むタイミングは、寒気が治まって発熱してからです。

つらいですが、シッカリと寝て免疫力を高めましょう。

お大事にしてくださいね。

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