ばね指 朝だけ なぜ

ばね指になると、特に朝起きた時にこわばりや痛みがひどいと言われています。

この時に痛いのを我慢して、優しくストレッチをする事で症状を緩和する事が出来ると言われています。

今回は、ばね指のストレッチについて検証していきます。

やり方や頻度を知って、症状の緩和を目指しましょう。

さっそく見ていきましょう。

ばね指で朝のこわばりをなんとかするには？

ばね指で朝がつらいと言われる方は多くいます。

特に、着替える事が出来なくてつらい・お箸が持てないなど指先を使う動作に支障が出やすいのが「ばね指」の特徴です。

では、朝のこわばりや痛みを何とかするにはどうすれば良いのでしょうか？

ここでは、いくつかのポイントあげていきます。

①服薬はきちんと行う

医師に鎮痛剤や消炎剤の薬を処方されている場合には、正しく使用して治療を進めていきましょう。

塗布薬が処方されている場合には、朝起きてすぐに塗布する事で痛みが和らぐ事があります。

②指を冷やさない

寝ている間に患部が冷えてしまう事が原因で痛みが出る場合があります。

出来れば、手袋をする・寝具を温かめにするなどの工夫をして手足を冷やさないように気を付けましょう。

③眠りの質を上げる

寝ている間のホルモンの働きを上げる事は、ばね指の治療に欠かせません。

眠りの質を良くするためには、清潔な寝具・室温・湿度などを調整してみましょう。

また、眠りを妨げるもの（スマホやテレビ）を寝る前まで観る事がないように気を付けましょう。

④マッサージ

起きる前にマッサージをする事は非常に大切です。

この点は後の項で詳しく見ていきます。

⑤朝のリズムを替える

忙しくならないように、朝の予定を調整しましょう。

ばね指で朝が一番痛いのはなぜ？

朝、患部が痛むのは、寝ている間に関節を動かさない事が原因として考えられます。

ばね指に限らず、朝関節や、膝などの疾患を抱えている場合でもよく見られます。

ばね指の原因は、2通りあります。

①使い過ぎたまたは、重いものを持ち上げた反動で指の腱が炎症を起こしてしまう。

スマホを親指で操作し続ける事が、ばね指の原因としてあげられている事に驚かれるかもしれません。

その他にも、長年工場で働いてきた・介護してきたなどの原因からばね指になってしまう事もあります。

②老化やホルモンバランスの衰えで、腱鞘炎になりやすくなる。

女性は特に、産後や閉経後に体のホルモンがバランスを崩して腱鞘炎になりやすくなります。

血行を良くするためには、お風呂に入って体を温める・栄養バランスを考えて食事をきちんと摂る事などが大切です。

また、不足しがちなカルシウムやビタミンⅮなどの栄養素をサプリメントで補う事も出来ます。

予防してばね指が悪化しないように気を付けましょう。

バネ指のストレッチの仕方は？

では、ばね指で朝こわばりがある時に出来るストレッチを見ていきましょう。

出来れば、ユックリと時間をかけて行う事が必要ですが、少しの時間でも毎日する事が改善に繋がります。

■さする

指の一本一本を優しくさすっていきます。

この時に、無理に伸ばしたり力を加えないようにしましょう。

さする事で収縮した腱が少しずつ柔軟になってくれます。

■マッサージする

体が温かく起きる前に、お布団の中でユックリとストレッチしましょう。

痛い患部だけではなく、関節（足・肘など）を曲げたり伸ばしたりします。

血行を良くする事は、指の血行を良くするためにも役立ちます。

■手温浴

起き上がってから先ず行いたいのが、手浴です。

適温のお湯に5分でも手をユックリ浸けて温めてあげましょう。

朝起きてすぐに手を温められるように、前の晩からタオルや手桶を用意しておく事も出来ますね。

ばね指の治療としては、薬物・理学療法、注射や手術などがあります。

様子を見て改善が見られない場合には、医師に相談して正しい治療を始めましょう。

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いかがでしたか？

ばね指の痛みは、毎朝のこわばりから始まるため一日がとてもつらく感じる事でしょう。

しかし、ばね指を克服している患者さんもたくさんおられますから、ぜひ早い段階で治療を始めて改善を図るようにしましょう。

また、指を酷使しないようにも気を付けましょうね。

お大事にしてください。