バリウムで腹痛と下痢と嘔吐があるけどいつまで続く?

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健康診断や人間ドックを受けるとバリウム検査がありますが、検査を受けた人の中には体に何らかの不調を感じた事があると思います。

バリウムを飲んだ後に起こる腹痛や下痢、嘔吐などはいつまで続くのかを調べて見ました!

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バリウムで腹痛と下痢がおきることはあるの?

胃のレントゲン検査では口から入ったバリウムが流れて動く形をレントゲンで見ながら、胃や腸が正しい形状をしているか異常がないかなどを調べます。

バリウムの成分は体に問題がないと言われていますが、人によってアレルギーや副作用で腹痛と下痢がおきる事があります。

バリウムは体の中で吸収される事がなく消化管を通って便と一緒に体の外に出ますが、検査の後に飲む下剤によって胃が刺激され下痢をする人もいます。

下剤を飲む時に検査後ではなく食事をしてから様子を見て飲むと、ひどい下痢にはならず辛くないようです。

下痢が長く続いてしまうと体力がなくなり体調を崩す原因になってしまいますので、自分で判断せずに医療機関を受診する事をおすすめします。
検査後にもらう下剤を飲む事でバリウムは出ますが、人によっては腸にバリウムが残ってしまい腹痛を起こす事があります。

多くの量のバリウムが体内に残ってしまうと、お腹に激痛を感じ立っている事が困難になる場合もあります。

腹痛をやわらげる為には、検査後になるべく早くバリウムを外に出す事が大切です。

バリウムを飲んだら腹痛と嘔吐があるのは大丈夫?

人によってはバリウムがとても飲みづらく飲んでいる最中に吐き気を起こす場合や、副作用が原因で吐き気や嘔吐を起こす事があります。

バリウムを飲む前に服用するブスコバンは、自律神経の働きを止めて胃腸の動きを抑える作用があり副作用で吐き気や嘔吐を起こす場合があります。

バリウムの主になる成分が金属で出来ている為、金属アレルギーがある人はアレルギー症状やアメフィラキシーショックの症状が出る事があります。

いつもとは違ったひどい腹痛や嘔吐がある場合は、医師や看護師に伝えて診てもらう事も必要です。

バリウム検査では前の日から食事制限があり、胃の中に何もない状態の所にバリウムが入る事で胃が驚いてしまい吐き気や腹痛を起こしてしまうようです。

バリウムが上手く流れずに消化管内に溜まってしまう場合があり、消化管穿孔や腸閉塞の症状が出る事があります。

消化管穿孔は消化管に穴が開いてしまい、腸閉塞は消化管にバリウムが詰まってしまう状態で、この二つが原因で今までに腹膜炎を起こした人もいます。

バリウムの検査によって体調を崩してしまう人は、検査後の心配があまりない胃カメラがおすすめです。

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バリウムの腹痛はいつまで続く?

体にとってバリウムはいつもとは違った物が胃に入った事になり、バリウムを体から出す為に下痢の症状があらわれます。

バリウムを飲んだ後に起こる下痢は個人差があり、1日〜3日で治まる人もいれば1週間〜10日続く人もいます。

元々お腹が弱く下痢のしやすい人は、バリウムの検査後に飲む下剤によってひどくなる場合があります。

バリウムは固まりやすい性質の為、便秘をしやすい人は中々バリウムが出ずにお腹が痛くなってしまいます。

便秘にならないようにするには水分を多くとる事が大切ですが、ジュースやお茶ではなく水を多く飲むようにします。

バリウムは水を吸う性質がある為、腸管内の水分が不足してしまいますので水を多くとる事が大切です。

バリウムを飲んだ後の便は白い色をしていますが、バリウムが体の中からなくなると通常の色の便に戻りますので確認をすると安心です。

下剤を飲んでバリウムが出た後でも腹痛が続く時もあり、1週間後まで続く場合があります。

1週間以上続くような時は他の病気も考えられますので、一度病院に行って診察を受けると安心です。


バリウムの飲んだ後の腹痛や下痢、嘔吐などが続く日数には個人差があります。

副作用やアレルギー症状が出る人もいますので、バリウムを飲む時には注意が必要です。

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