腹痛で薬を子供に飲ますときに市販でおすすめなのは?ストレスが原因の場合は飲ませてもいいの?

目安時間:約 6分

お子さんが「おなかが痛い」と言っているとき、皆さんどう対応されていますか?

お薬を飲ませますか?

病院へすぐに連れて行きますか?

病院へ行くことができないので、様子を見るというご家庭も多いと思います。

こういった判断は難しいですよね><

今回は、お子さんの腹痛について、お薬を飲ませても大丈夫なのかどうかを中心にお話を進めてまいりましょう。

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腹痛で薬を子供に飲ませてもいい?

お子さんが腹痛で苦しんでいるところを、お父さんやお母さんはあまり見たくありませんよね。

つらそうですが病院に行けないとき、市販のお薬に頼って楽にしてあげたい!というお気持ちもとてもわかります。

しかし、お薬をあげる前に、少し待ってください。

お子さんの様子をしっかり観察してみてください。

まず、顔色も良好で元気があり、動けるようであれば、水分をしっかりとりながら安静に過ごすようにしましょう。

次に、便が出ているかどうかチェックしてください。

2~3日便が出ていない場合は、便秘による腹痛である可能性が高いので、水分をしっかりとって、消化の良い食べ物を食べるなどで対応しましょう。

そして、腹痛以外の症状が出ているとき、例えば、時間が経つにつれて腹痛がひどくなってきているときや下痢と嘔吐を繰り返しているとき、食欲も元気もないとき、血便が出ているとき、顔面蒼白など顔色が悪いときは、医療機関を受診しましょう。

このとき、もしかすると虫垂炎や腸重積、急性胃腸炎の可能性があり、治療が必要です。

また、ストレスなど心因性の理由で腹痛を起こしている場合もありますが、このケースは判断するのが難しいです。

ひとまず安静にしてあげて、しっかり親御さんの愛情を注いであげてください。

さて、これらのように、市販のお薬を飲ませるのではなく、いったんは様子を見るようにしましょう。

腹痛の原因を親御さんたちが判断するのは難しく、さらに腹痛の原因がわからないままお薬を投与するのは危険です。

自己判断するのではなく、なるべく小児科を受診して、医師の判断を仰ぎましょう。

その日病院へ行くことができないようなら、様子を見ながら安静にするようにし、翌日などなるべく早めに病院へ行きましょう。

子供の腹痛の薬で市販でおすすめなのは?

それでも様子を見る中で、すぐに病院へ行かなくてもいい症状のとき、不安が大きくなるのもわかります。

こういったとき、市販のお薬で和らげてあげたいと思いますよね。

市販のお薬で、お子さんでも服用できるものはあるのでしょうか?

おすすめなのは、整腸剤でお子さんも飲める「ビオフェルミン」です。

下痢止めのビオフェルミンも販売されていますが、下痢止めではなく整腸剤のビオフェルミンのほうです。

このビオフェルミンは、腸内環境を整えてくれるビフィズス菌などが含まれており、5歳から服用することができます。

腹痛が続くときは服用を検討してみてはいかがでしょうか。

また、お薬ではありませんが、オリゴ糖や乳酸菌を摂取することで、腸内の善玉菌を増加させ、腸内環境を整えると言われていますので、オリゴ糖や乳酸菌の摂取も一度考えてみてくださいね。

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子供の腹痛がストレスの場合は薬はどうすればいい?

お子さんの腹痛の原因がストレスであることも考えられます。

感受性の強い子供は、ストレスも感じやすく、そのため自律神経が乱れて腹痛へとつながっていることも。

こういったとき、親御さんが判断するのはかなり難しいと思います。

本当にストレスが要因になっているのか、それがストレスだった場合はお薬を飲ませてもいいのか、不安で悩みますよね。

この場合、お薬を服用させるより、症状がおさまるまでゆっくり休息をとること、規則正しい生活をすることを心掛けましょう。

朝きちんと起きて、夜更かしせずに十分な睡眠をとること、朝・昼・晩きっちり食事をとること、適度な運動をすること、毎日排便することなど、できることからはじめていきましょう。

そして、親御さんが寄り添ってあげること。

これも大切だと思います。

ストレスが原因の腹痛か、本当のところはわからないかもしれませんが、親御さんの愛情が一番のお薬だと思います。

様子を見つつ、なかなか治らないときは、心療内科などの病院に相談してみるのもいいでしょう。


お子さんの腹痛の原因はさまざまで、それを親御さんが判断するのはとても難しいことだと言われています。

お薬を飲んでもらって、痛みを取り除いてあげたいところですが、まずはじめに様子を見ること、そして病院へ行くかどうか判断することが大切です。

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