胃カメラの前日に飲酒はOK?何時までならいいの?うけた後はいつから飲んでもいいの?

目安時間:約 6分

皆さん、胃カメラ検査、したことありますか?

胃カメラとは、先端に小さなカメラが付いたチューブを口や鼻から挿入し、胃の中を検査することを指します。

この胃カメラによって病気を発見し治療を進めていくのですが、胃の中を空っぽにしておく必要があるので、前日の夜は飲食について気を付けなければなりません。

胃の中を空っぽにすることはわかったけど、飲み物は飲んでもいいの?と疑問に思う方は多いですよね。

特に、お酒は飲んでもいいのでしょうか?

お話してまいりましょう!

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胃カメラの前日に飲酒してもいいの?

基本的に、胃カメラの前日は21時までに食事を済ませる必要があります。

それは、胃カメラ検査をするにあたって、胃の中をカメラで観察するので、胃の中が空っぽである必要があるためなんですね。

では、飲み物はいつまで飲んでいてもいいのでしょうか?

飲み物に関しては、検査の1時間前までなら飲んでも構いません。

しかし、水やスポーツドリンクなどの色のない飲み物に限られます。

牛乳やコーヒー、ジュースなどは飲まないようにしましょう。

また、飲酒に関しては、なるべく控えるようにしてください。

特に、胃カメラの際、麻酔や鎮痛剤を利用する方は、アルコールと薬の関係で薬の効きが良すぎたり悪くなったりと検査に影響しますので、飲まないようにしましょう。

しかし、飲酒に関して言えば、胃カメラだけでなく他の検査の場合も同じことですが、検査前日は控えた方が無難であると言えます。

アルコールは胃に刺激を与え、それがダメージへとつながってしまいます。

また、飲酒することで、血中アルコール濃度が上昇し、検査結果に影響を及ぼすことが考えられるからです。

正しい検査結果を得た上で治療を進めていくことになりますので、検査前日の飲酒はしないよう心がけましょう。

胃カメラの前日の飲酒は何時まで?

胃カメラの前日に飲酒する機会があることも場合によっては考えられますよね。

そういった場合、何時までなら飲酒しても大丈夫なのでしょうか?

この場合、食事と同じ21時までを目安にしてください。

基本的には「お酒は飲まない」ことが大切ですが、もし飲んでしまった場合は少量に抑えて21時までにしましょう。

そして飲酒してしまったことを必ず医師や看護師に伝えてください。

検査結果の反映や、検査実施中に万が一のことがあった場合のためです。

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胃カメラの後の飲酒はいつからOK?

胃カメラ前日の飲酒は控えなければいけないことがわかりましたね。

それでは、胃カメラ検査が終わってからのアルコールはいつから飲むことができるのでしょうか?

実は、胃カメラ前後の飲酒に関して、検査前日と検査当日の2日間は最低でも禁酒するのが望ましいとされているんです!

胃カメラ前の禁酒についてはお話しましたが、胃カメラ後も禁酒しなければならないのは何故なのでしょうか?

それは、胃カメラ検査後の胃は出血傾向にあることからであると言われています。

胃カメラをする際、異常があると組織を一部採取し生検に出す場合が多いです。

胃の内部が生検によって傷つき、この傷に関しては大したことはありませんが、その後飲酒することで血管が拡張し、出血が止まらず消化管出血のため下血や潰瘍を引き起こしてしまう危険性も予想されます。

したがって、生検した場合は、検査当日も飲酒を控え、できれば検査後3日間は飲酒を控えることが無難であると言われています。

そしたら、生検しなかったら飲酒してもいいの?と考えがちですが、それもSTOPです!

胃カメラ前日の夜は21時より絶食、当日も水やスポーツドリンクを飲んでいたとしても、気付かないうちに脱水を生じていることもあります。

その上、胃カメラは普段頻繁に受けることがなく、普段通りだと思っていても、コンディションはいつもと違います。

また、鼻から胃カメラ検査をした場合は、鼻の粘膜が傷つき出血傾向にあることも考えられます。

こういったことから、胃カメラ終了後はいつものコンディション、そして体調を整えるためにも、ゆっくり過ごした方がいいと言えますよね。

したがって、飲酒も控えた方がいいと言えるでしょう。


胃カメラ検査前後の飲酒についてご説明してまいりました。

胃カメラ前後はなるべく禁酒し、おとなしく胃カメラを受けましょうね・・・^^;

万が一前日に飲酒してしまった場合は、絶食時間と同じく21時までにして、検査当日は医師か看護師に飲酒したことを伝えてください。

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