膀胱炎でお腹痛い(生理中)の時に痛み止めなどの薬を飲んでもいいの?

目安時間:約 4分

腹痛に襲われると直ぐに薬を飲む、という人も多いと思います。

ですが、その腹痛の原因が分からないのでは薬を飲むのを躊躇ってしまいますよね。

ここでは、膀胱炎の腹痛と生理痛に一度に襲われた場合の対処法を紹介します。

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膀胱炎でお腹痛い(生理痛)のときはどうしたらいい?

膀胱炎とは、尿の通り道である尿管から入った細菌が膀胱の中で増殖したのが原因で、粘膜が炎症を起こしてしまう病気です。

患者の殆どが女性で、症状の1つに腹痛があります。

そして、生理の時に生理痛でお腹が痛いという方も多いでしょう。

この2つが一度にくる可能性は、そう低くないと思ってもらえたと思います。

次にそうなってしまった時の対処法ですが、先ずは体(特に下腹部)を温めてください。

生理痛の時に体を温めるのはご存知の方も多いでしょうが、膀胱炎の腹痛にも効果的なのです。

体を温める事で免疫力が上がり、その結果として症状が和らぐと言われています。

膀胱炎になると排尿を促す為に水分を意識的に摂取しなければいけませんが、飲むなら白湯をおすすめします。

白湯なら体を冷やしませんし、利尿効果も高い上にダイエットにも効果的です。

作り方も、水を沸かしてお湯にしてから50~60℃程度まで冷ますだけなので、誰でも簡単に経済的に出来ます。

だからといって、飲み過ぎると逆に内蔵に負担を掛ける可能性がありますので、1日800ミリリットル程度を目安にしましょう。

他にもカイロや湯たんぽなどが、お手軽に体を温められます。

冷えは膀胱炎や生理痛に関係なく女性の天敵なので、季節問わず冷え対策をする事をおすすめします。

膀胱炎で生理の時に飲める薬(痛み止め)は?

<処方薬>

●ロキソニン

鎮痛解熱剤としてよく使用される、効き目の強い薬です。

鎮痛や解熱の効果だけでなく炎症を抑える効果もあるので、膀胱炎による腹痛にも効果があると言われています。

なので痛みがひどい場合によく処方される薬ですが、強い薬なので様々な副作用があります。

代表的なのは、薬の強い成分が胃の粘膜を荒らす事で起こる消化性潰瘍です。

他にも胃の痛み・吐き気・体のだるさなどの軽度なものから、まれですがアナフィラキシーショック・喘息の発作・急性腎不全など重度なものを起こす人もいます。

もしこの様な症状が出た場合は、使用を中止して直ぐにお医者さんに相談してください。

●ボルタレン

ロキソニンと同じく、鎮痛や解熱や抗炎症の効果があります。

ですが、膀胱炎に対する治療薬として処方されるのではなく痛みに対する鎮痛薬として処方されます。

<市販薬>

●バファリン/ライオン株式会社 ●ノーシン/株式会社アラクス

鎮痛と解熱の効果はありますが、抗菌作用がないのでこれだけで膀胱炎が治るという薬ではありません。

急な痛みの時に応急処置で服用するのは問題ないですが、たとえ痛みがなくなったとしても膀胱炎が治った訳ではないので、必ず病院で治療を受けてください。

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如何でしたか?

いざという時の為に、特に女性の方は覚えておいて損はない知識だと思います。

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