膀胱炎になりにくくする食事のレシピ3選と悪い食事はコレ!

目安時間:約 5分

膀胱炎とは、尿道などから膀胱内に侵入した細菌が増殖して炎症を引き起こす細菌感染症です。

(身体の構造上、患者の9割が女性だというデータがあります。)

食事療法で予防が出来ますし、軽度ならそれだけで完治させる事も可能だと言われています。

そのポイントは、細菌の排出を促す事・細菌の増殖を抑える事です。

詳しく見ていきましょう。

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膀胱炎になりにくくする食事のレシピ3選!

●クランベリー入りホットヨーグルト

クランベリーに含まれるアントシアニンというポリフェノールは、抗酸化作用が強いので細菌の増殖を抑えてくれます。

ヨーグルトには、プロバイオティクスと呼ばれている乳酸菌やビフィズス菌などの善玉菌が含まれています。

その善玉菌は、細菌を体外へ排出する働きがあります。

<材料> ヨーグルト/クランベリー(果実やジャム)

<作り方> レンジで温めたヨーグルトに、クランベリーを混ぜて完成です。

※ブルーベリーでも似た効果が得られます。

●セロリと若布のサラダ

セロリには高い利尿作用があるので、尿と一緒に細菌を体外に排出してくれます。

海藻類には、ビタミンAが豊富に含まれています。

ビタミンAには粘膜を強化する働きがあるので、膀胱の炎症を防いでくれます。

<材料> セロリ/若布

<作り方> 水にさらしたセロリと若布を食べやすい大きさに切って、盛り付けて完成です。

※乾燥若布の場合は戻して水気を取ってから、塩蔵若布の場合は塩抜きをして水気を取ってから使ってください。
●蓮根金平~中華風味~

蓮根には高い抗炎症作用があるので、炎症を抑えてくれます。

<材料> 蓮根/水/鶏ガラスープ/オイスターソース/醤油/砂糖/ごま油

<作り方> 皮を剥いて銀杏切りにした蓮根を、水・鶏ガラスープ・オイスターソース・醤油・砂糖で汁気が無くなるまで煮詰めて、最後にごま油を回し入れて完成です。

膀胱炎の時の食事で悪いものは何?

膀胱炎の時には避けた方が良い食材は沢山あります。

トマトや玉ねぎや酢などの酸味・唐辛子や辛子や山葵などの辛味は、炎症を起こしている膀胱粘膜の刺激になるので摂取するのを控えましょう。

また、チーズ・味噌などの発酵食品に含まれるチラミンという物質は交感神経を刺激します。

人体の仕組みで、交感神経が刺激されると興奮状態になります。

そうなると膀胱が緩んで拡がってしまい、尿道がしっかりと閉じられ尿を出にくくしてしまいます。

その結果として膀胱内に尿が溜まっている時間が長くなる為、細菌が繁殖しやすい状態になってしまいます。

なので、これらが多く使用されている料理は控えるのが吉です。

<主な例> ピザ・キムチ・酢豚・味噌汁など。

また、控えるべき飲みものもあります。

ビールやワインなどのアルコール・コーヒーや紅茶などのカフェイン含有飲料・オレンジやレモンなどの柑橘系ジュース・コーラやサイダーなどの炭酸飲料です。

これらは炎症を起こしている膀胱粘膜への刺激になってしまいますし、身体を冷やして免疫力を下げてしまいます。

食生活を見直すだけで膀胱炎は予防も完治も出来ますので、少し気を付けてみましょう。

余談ですが、膀胱炎を発症・悪化させない為には陰部を清潔に保つ事も重要です。

なので、尿道口に細菌が付着しない様に排便後は前から後ろに拭く・下着や生理用品はこまめに替えるなども意識しましょう。

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如何でしたか?

紹介した食事療法は効果的と言われるものばかりですが、それはあくまで軽度の場合のみです。

症状が改善しなかったり悪化したりしている場合には、直ぐに病院へ行ってくださいね。

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