膀胱炎にいい飲み物の中にお茶は含まれている?どれぐらいの水分の量を取ればいい?

目安時間:約 5分

膀胱炎は、軽度なら水分を積極的に摂取すれば治ると言われています。

だからといって、飲みものなら何でも良いという訳ではありません。

種類や摂取量など、詳しく見ていきましょう。

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膀胱炎にいい飲み物は?

膀胱炎の治療や予防には、下記の飲みものがオススメです。

●白湯

白湯とは、水を沸騰させて冷ましただけの何も混ざっていないお湯の事です。

水のままでも良いのですが、水だと身体が冷えてしまいます。

冷えは膀胱炎でなくても身体に悪影響を及ぼすので、白湯の方がオススメです。

●クランベリージュース ●ブルーベリージュース

クランベリーやブルーベリーに豊富に含まれているアントシアニンというポリフェノールが、膀胱炎に効果的です。

抗酸化作用が強いので、膀胱内の細菌の増殖を抑えてくれるのです。

また、キナ酸という成分も豊富に含まれていて、こちらも効果的です。

細菌が増える原因の1つとして尿がアルカリ性に傾く事が考えられていますが、キナ酸は尿を酸性に保ってくれる作用があります。

また、強い殺菌作用もあります。

●大根湯

大根湯には、解熱・発汗などの作用のある第一と、利尿作用のある第二があります。

どちらも膀胱炎に効果的だと言われていますが、効能的に第二の方がオススメです。

【第二大根湯の作り方】

<材料>

大根のおろし汁:大さじ3/水:大根のおろし汁の2・3倍の量/自然塩:微量

<作り方>

1・大根のおろし汁と水を鍋に入れる。

2・塩を箸の先に付け、鍋に溶かしてから火にかける。

3・全体に熱を通して出来上がり。(沸騰はさせない。)

生のままでは絶対に飲まないでください。

また、3回以上連続して飲むのは危険が伴う場合があるので、1日2・3回を目安にしましょう。

膀胱炎で水分を取る時にお茶でもいいの?

「白湯だと味気が無いし、クランベリーもブルーベリーも大根も苦手・・。」という方もいるでしょう。

そんな場合には、お茶がオススメです。

基本的にはどんなお茶でも良いのですが、カフェインが膀胱への刺激になるので、含有量が多い玉露や紅茶や緑茶などは避けた方が無難です。

オススメなのは、どくだみ茶と小豆茶です。

どくだみに含まれているイソクエルセチン、小豆に含まれているサポニン、それらには高い利尿作用があるので膀胱炎に効果的です。

また、小豆にはポリフェノールが含まれていますし、イソクエルセチンはポリフェノールの1種です。

【小豆茶の作り方】

<材料>

小豆:25cc/水 :1.5~2カップ/昆布:1.5cm角1つ/生姜の絞り汁:微量

<作り方>

1・小豆を水で軽く洗う。

2・鍋に小豆と水と昆布を入れて、中火にかけて沸騰させる。

3・沸騰したら弱火にして、水が半分位の量になるまで煮詰める。

4・生姜の絞り汁を加えて出来上がり。

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膀胱炎の時にとる水分の量は一日どれぐらい?

1日の水分量の目安は1・2リットルです。

水分は食事にも含まれているので全てを飲みもので賄う必要はありませんが、500mlのペットボトル2本程度は飲みましょう。

あまり多く摂取すると、体液の電解質に異常をきたす可能性があるので要注意です。

1・2リットルを目安に、起きてから寝るまでにバランス良く配分して飲みましょう。

今までの情報から「白湯を1日2リットル飲もう!」と思った方もいるかもしれませんが、白湯は飲む量に注意が必要です。

飲み過ぎると内蔵に負担が掛かりますし、デトックス効果が高いので身体に必要な栄養素まで流してしまいます。

1日800ml程度にしておきましょう。

白湯に限らず、同じものばかり飲むのは身体に良くないので、出来るだけ控えましょう。


ここで挙げた飲みものによる対処法は、あくまで軽度の膀胱炎に効果があるものです。

効果を感じなかったり症状が悪化している場合には、直ぐに病院を受診してください。

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