擦り傷で病院に行く目安と何科に行けばいい?どんな処置をされるの?

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転んでしまって、擦り傷ができてしまう、というのは、子供に限らず大人でもあることです。

擦り傷は結構広い範囲でなってしまうこともあります。

ここでは、擦り傷ができてしまった場合に、病院に行く目安や何科を受診すればよいのか、また家での応急処置、病院での処置について簡単に説明します。

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擦り傷で病院に行く目安は?

病院へいくような擦り傷ができるのは、ほとんどが外出中の出来事でしょう。

散歩中に転倒したり、自転車でバランスを崩して転んでしまったり、原因は様々ですが、擦り傷には砂や泥が付着することが多いのではないでしょうか。

擦り傷で病院に行く目安は、傷口に砂や泥、ガラスや木の破片が傷に残っている場合、傷が深く白い部分が見えてしまっている、出血が止まらない、などの場合です。

そのようなことが無い場合には、絆創膏を貼って自然治癒を待つとよいでしょう。

絆創膏を貼る場合、傷口が乾いていない状況であれば絆創膏のガーゼ部分が貼り付いてしまい、傷の治りが遅くなる場合があるので、傷パワーパットのような湿潤療法を用いた絆創膏を使用することをおススメします。

傷パワーパットであれば、基本的に傷が完治するまで貼りっ放しでよく、傷口の痛みも軽減できますし、治りも早く、きれいに治すことができます。

上記のほか、擦り傷が広範囲にわたる場合にも医療機関を受診したほうがよいでしょう。

広範囲の傷であれば感染症になる可能性が高くなりますし、早くきれいに治すためにも形成外科や皮膚科の受診をおススメします。

擦り傷は病院の何科にいけばいい?

擦り傷が出来てしまった場合には、形成外科や皮膚科を受診しましょう。

外傷を負った場合に、皮膚表面の傷が浅い傷の場合には、形成外科や皮膚科となり、深い傷の場合には整形外科が専門になります。

頭部の傷の場合には、場合によっては脳神経外科を受診する、ということにもなりますが、日常生活で負ってしまう、手足などの擦り傷であれば、形成外科、皮膚科で対応してくれます。

これは、大人の場合も子供の場合も同じなので、覚えておくとよいですね。

子供と違って、大人の場合には怪我をする頻度も少なくなりますし、小さな怪我であれば医療機関を受診せずに自然治癒するのを待つ、という人も多くいるかと思います。

そのため、怪我をしてしまった場合に、何科を受診すればよいか分からず、自宅で出来る処置として簡単な消毒と絆創膏、という人がほとんどではないでしょうか。

何科を受診すればよいか分からない場合、かかりつけ医などに電話で何科を受診すればよいか相談しても良いでしょうし、軽度の擦り傷であれば内科でも簡単な処置をしてくれる場合があります。

総合病院が近くにある場合には、総合窓口に、何かを受診すればよいか相談すると案内してもらえます。

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擦り傷は病院でどんな処置をされるの?

まず、擦り傷ができてしまった場合には、まずは応急処置として止血を行いましょう。

冷やしたり、軽く圧迫するなどして止血をし、血が止まったら、傷口を水で洗い流します。

傷の洗い方は、擦らずに1~2分流水で洗い流すか、濡れタオルなどで洗いましょう。

砂が傷口に張ってしまった場合でも、流水で洗い流します。

流水で流しても、砂などの異物が残っている場合には、無理にとろうとせずに、医療機関を受診してください。

医療機関では、湿潤療法と呼ばれる自己治癒能力を活かした治療法を行うことが主流となってきました。

医療機関での処置の仕方としては、流水で傷口を洗い流し、消毒は必要に応じて行いますが、消毒しないこともあります。

また、ガーゼを傷口に当てることはせず、専用の創傷皮膜材と呼ばれるフィルムを、擦り傷部分を覆うように貼りつけて、傷口を保護します。

基本的に、完治するまでは傷の周囲を流水で洗い流して清潔にして、毎日フィルムを取り替える必要がありますので、必要分だけ専用のフィルムを処方されます。

傷の大きさにもよりますが、数日から1週間程度で治ります。


擦り傷が出来たときには、形成外科や皮膚科を受診しましょう。

主流となっている湿潤療法で、自己の治癒能力を利用した処置をしてもらえます。

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