子供はよく鼻血を出します。
しばらく鼻をつまんで様子を見て、15分くらいで止血していれば、先ずは心配ないでしょう。
ただ、30分以上止まらなかった場合や、頻繁に鼻血が出る場合には何らかの原因が関係しているのかもしれません。
今回は、30分以上続く鼻血の原因と、受診の方法を見ていきます。
ぜひ参考にしてください。
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鼻血は通常であれば、15~20分で止血します。
30分止まらなかった場合には、他の要因が関係していないかをチェックします。
■頭を強く打った後
高い所から落ちた後や、何かに強くぶつかった後など頭にこぶや痛みがないかチェックしておきましょう。
外傷がない場合でも、鼻血が脳の損傷から来ている場合もあります。
出来るだけ早めに受診して、医師の指示を仰ぎましょう。
■急性白血病
血液のがんで、治療にはさまざまな形があります。
早期発見が完治の役に立つ事を覚えておきましょう。
鼻血以外にも体のあざや、疲れやすさ、貧血などさまざまな症状を併発します。
血液検査で判明します。
■先天性血友病
血が止まり難い病気です。
医学の進歩のおかげで、健康な人と変わらないくらい生活を送れるようになってきたと言われています。
先天性ですから、生まれつきこの病気を持つ子供たちは出血に気を付けて、主治医と相談しながら、出血をしないように工夫する事が必要です。
最初に、病気の事をあげていきましたが、これは心配させるためではありません。
特に、鼻血が止まらない時には冷静になって、上記のような点に思い当たる節がないかを考えましょう。
心配がない事が分かったら、以下のような点を再度チェックしてみましょう。
■頻度
毎日~週3回鼻血が出るといった場合には、鼻腔内に問題があるのかもしれません。
また、鼻をよくほじるなど鼻血を出しやすい癖がある子供であれば、爪を切っておく事やさりげなく癖を止めさせるなど工夫してみましょう。
■夜中にいつも鼻血を出す
子供部屋の空調や子供の寝間着などをチェックして、子供がのぼせて鼻血を出していないか・空気が乾燥していないかなどを見てあげましょう。
必要であれば、空調を整えたり加湿器を使ったり出来るでしょう。
■体にあざがないかをチェック
大きな病気の症状として、ヒザや足に出血班が見られたり、歯茎の出血などが出ます。
疲れている場合や顔色が悪い場合など、血が止まり難い原因が大きな病気である場合もありますので気をつけて見てあげましょう。
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頻繁に、大量の鼻血が出る場合には、治療はやはり耳鼻科が最も良いでしょう。
鼻血が出ている時に受診して止めてもらう事も出来ますし、改善のためのアドバイスを受ける事も出来るでしょう。
耳鼻科では次のような治療がなされるかもしれません。
・レーザー治療
患部を止血するためにレーザーを当てて治療します。
痛みはほとんどなく、5分ほどで終わる事から安心して治療を受ける事が出来ると言えます。
・血液検査
他の病気が関係していないかどうかを確かめます。
採血ですから、小さい子供は特に嫌がるかもしれません。
介助には二人以上必要かもしれません。
・CTスキャン
脳の異常がないかどうかを確かめます。
しかし、小児にCTスキャンをする事にはリスクも伴いますから、医師の説明をよく聞いたうえで判断するようにしましょう。
受診の目安となる幾つかの点をあげていきましたが、夜中に鼻血が出て止まらないといった緊急な状況では、迷わずに救急科に行きましょう。
いかがでしたか?
鼻血が出にくくする事には食生活も関係しているようです。
ビタミン類やムチン、亜鉛といった粘膜を強くする働きがある食べ物を摂るようにしましょう。
また、鼻を思いっきりかむ事がないように声を掛けてあげましょう。
自分で鼻がかめるようになるまでは根気よく鼻のかみ方を見てあげたいものですね。
お大事にしてください。
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