子供が鼻を上手にかむための練習はいつからすればいいの?

目安時間:約 5分

               

鼻をかむ・・大人は当たり前に出来る事ですが、子供はそうもいかないですよね。

出来なくて問題があるのか?放っておいても自然と出来る様になるのか?など、気になりますよね。

詳しく見ていきましょう。

スポンサーリンク

子供は鼻を上手にかむことができないけどそれによってどんなことが起こる?

上手く鼻をかめずに鼻の中に鼻水を残したままにしてしまうと、残った鼻水の中で細菌やウイルスなどが増えて、気管支炎や肺炎といった病気に繋がる可能性があります。

また、片方ずつするのが出来ず左右の鼻を同時にかんでしまうと、細菌やウイルスなどが含まれている鼻水が鼻の奥に追いやられ、それが原因で副鼻腔炎や中耳炎になる事があります。

副鼻腔炎は鼻詰まり・鼻水・咳・頭痛などの症状を、中耳炎は耳の痛み・発熱・耳だれなどの症状を引き起こします。

また、力加減が上手く出来ず力いっぱい強くかんでしまうと、その衝撃で耳の奥にある中耳という箇所に圧力がかかり、耳を痛めてしまう可能性があります。

先程と同じ様に、鼻水を耳の奥に送りこんで中耳炎になる可能性もあります。

これは大人でも時折起こるケースなので、注意しましょう。

また、稀なケースではありますが、何らかの原因で薄くなった鼓膜に強い圧力が一気にかかった場合、鼓膜が破れる事があります。

鼻をかむと耳に違和感を覚える事が頻繁にある場合は、耳鼻咽喉科を受診する事をおすすめします。

子供の鼻をかむ練習はどうやってするの?

正しく鼻をかむ方法を教えたくても、鼻をかむというのがどんな事か、子どもは知らないですよね。

そんな子供に鼻のかみ方を教えるには、下記の方法がおすすめです。

先ずは、片方の鼻から息を出す練習をさせましょう。

吹いたら簡単に飛ぶ様なティッシュ・毛糸の切れ端などを、鼻の前に垂らします。

次に、片方の鼻の穴を軽く押さえてから口を閉じさせ、垂らしたものを鼻の息だけで動かせるかどうかを試してください。

大人だと簡単に出来ますが、子どもは鼻から息が出ているかどうか分かっていない場合があるので、意外と難しいのだそうです。

何かを飛ばしたり揺らしたりさせる事で、息を意識する様になります。

それを繰り返すと、鼻から息が出た感覚を覚える様になるのです。

何かを覚えさせるというよりも、遊び間隔で試してみましょう。

この練習は、鼻に何の病状もない時に行ってください。

鼻詰まりなどを発症している場合、鼻から息が出る感覚が更に分かりにくくなってしまっているからです。

スポンサーリンク

子供が鼻をかむのはいつからできるの?

上記の練習法は、言葉をある程度理解したり動作を真似したりする様になれば出来るでしょう。

個人差がありますが、早ければ1歳半か2歳くらいでも出来ると言われています。

なので、それまでは大人が鼻水を取ってあげましょう。

赤ちゃん用のウェットティッシュで拭き取ってあげたり、鼻水吸引器で吸引してあげたり、やりやすい方法を選びましょう。

以下はおすすめの商品です。

【キッズ 手・口まわりのウエットティッシュ】 ムーニー

おむつやお尻拭きなどで人気のムーニーから発売されているウェットティッシュです。

ディズニーキャラクターの可愛いデザインなので、子供が喜んでくれそうですね。

【ママ鼻水トッテ】 丹平製薬

耳鼻科の先生が考案した、口で吸うタイプの鼻水吸引器です。

全てのパーツが分解して洗えるので、衛生的です。

対象は0か月からです。

【電動鼻水吸引器 ベビースマイル S-302】シースター

ボタンを押すだけで操作出来る、電動タイプの鼻水吸引器です。

水洗いが出来るので、お手入れが簡単です。

対象は3か月からです。


如何でしたか?

子供が上手く鼻をかめる様になるまで、優しくサポートしてあげてくださいね。

スポンサーリンク


コメントフォーム

名前

 

メールアドレス

 

URL

 

 

コメント

CAPTCHA


トラックバックURL: 
当サイト人気記事
季節の病気
科別
症状別
アーカイブ
最近の投稿