子供の歯がグラグラするときに気を付けることは?痛い場合の抜き方は?

目安時間:約 6分

子供の歯がグラグラしている時にどんな点に気を付ける必要があるのでしょうか?

家の息子は3本同じ時期に抜けて前歯が隙間だらけになっています。

すでに、6才臼歯(奥歯)は4本とも生えて、前歯が上下順番に生え変わっている段階です。

では、乳歯を抜くタイミングや、抜いた後の処置をおさらいしておきましょう。

最初の歯は涙ながら生え変わるかもしれませんが、そのうち1本1本抜けていくごとに強くなっていくお子様の成長を見る事でしょう。

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子供の歯がグラグラするときに気を付けることは?

子供は必ず歯がグラグラし始めたら伝える事でしょう。

次のような点に気を付けて、乳歯が無事に抜けるのを待ちます。

①不安や痛みを和らげてあげる

口の中が気になって何も手に付かないかもしれませんが、子供の気を上手に逸らせてあげましょう。

歯がグラグラしてから長くて1ヶ月抜けない場合もあります。

その間、時々歯の状態を聞くぐらいにしておきましょう。

②食べ物を食べている時に抜ける場合もある

家の息子はリンゴを丸かじりさせると抜ける事がよくあります。

硬いものを噛んでも抜けない場合もありますし、グラグラしてない先に抜けてしまう事もあります。

抜けた歯を飲み込んでしまう事がないように注意してあげたい所ですが、万一飲んでしまっても害はありませんから安心してください。

③歯磨き

歯がグラグラしている間は歯磨きをしづらい事がありますが、出来るだけ丁寧に磨いてあげましょう。

④子供自身が抜く場合

気になって子供が勝手に抜いてしまったら、出血や歯茎の状態をチェックしてあげましょう。

子供の歯がグラグラで痛いという時はどうしたらいい?

乳歯は抜けても根がありません。

それは、永久歯が乳歯の根っこを溶かして生え出てくるからであると言われています。

それですから、根っこが解けていない間は乳歯を抜かない方が良いと言えます。

ただ、痛みを訴える場合には以下のような点に注意して、必要であれば歯医者さんに連れて行ってあげましょう。

■歯並びが悪くて乳歯が抜けにくくなっている

子供の顎の大きさは成長過程かもしれません。

そこに大きな永久歯が隣から生えてくると、グラグラして抜けるはずの乳歯が身動きを取れなくなっている状態の可能性があります。

■歯茎が腫れている

虫歯などの原因で乳歯の根っこが炎症を起こしている場合があります。

虫歯の治療と併せて、永久歯を迎える準備が必要になってくるでしょう。

■永久歯が違うところから生えてきている

乳歯がグラグラし始めたと同時に、永久歯が内側から顔を出している場合もあります。

大抵は乳歯が抜けた後きちんとした位置に出てきますが、必要であれば歯医者さんに相談しておきましょう。

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子供の歯の抜き方は?

乳歯を抜くには以下のような方法があります。

どの方法が良いかは子供と相談しつつ決めましょう。

①自然に抜けるのを待つ

これが何といっても最善の方法でしょう。

ただ、子供は口の中を気にして他の事に集中出来ないかもしれません。

出来るだけ待ってみて、次なる作戦を決める事も出来るでしょう。

②歯医者さんに行って抜いてもらう

特に問題や心配な歯がある場合には迷わず歯医者さんに抜いてもらうようにしましょう。

歯茎の健康チェックも同時にしてもらうようにしましょう。

③手や道具を使う

手で動かしていると抜けた。という声はよく聞かれます。

フロス(糸)で引っ掻けて抜く事も出来ますが、歯並びの事が後に心配なのであまりおすすめはしません。

抜けたら、キレイなガーゼで止血するようにしましょう。

血が止まったら、水でうがいをしておきましょう。

息子に効果的だったのは、氷を入れた水でグチュグチュさせると、瞬間的に痛みが消えて止血も早く効果的でした。

良かったら試してみてください。


子供の乳歯が抜け始めるのが6才前後で、生え替わりが終わるのが12才頃と言われている事から、その道はかなり長い事が分かります。

最初のうちは恐がって泣いていた子供が、だんだん泣かないようになって学校で抜けた歯を大事にティッシュに包んで持って帰って来た頃から、成長したなと感じました。

子供の日々の成長をこんな角度で観察出来るのも、親の特権ですね。

心配しないで、見守ってあげましょう。

お大事にしてください。

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