認知症の人にプレゼントを渡す・・難しく考えてしまうかもしれませんが、特別な事は何もありません。
誰だって、好きな物や便利な物をプレゼントされると嬉しいですよね。
詳しく見ていきましょう。
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先程書きましたが、認知症の人へのプレゼントだからというスタンスでいる必要はありません。
普通のプレゼントを選ぶ時と同じ様に、その人の好きな物をベースに考えれば良いです。
編み物が好きな人には編針と毛糸を、おしゃれが好きな人には服を、などといった具合ですね。
(施設に入居している場合は、その施設の規則に従ってください。
現金や貴金属などの管理に困る物は、NGの場合が多いです。)
ただ、食べ物は避けた方が無難です。
認知症を患っていると食べたという事を忘れてしまうので、何度も繰り返し食べてしまい食べ過ぎになる可能性があるからです。
それに、高血圧症・糖尿病・高脂血症などを同時に患っている場合、食事制限を受けているかもしれません。
施設に入居している場合は、他の認知症の患者さんが勝手に食べてしまう可能性もあります。
また、何を持って行くにしても施設のスタッフさんに一声掛けてください。
スタッフさんが把握していないプレゼントは、トラブルの元です。
おすすめのプレゼントを、2つ紹介します。
●昔を思い起こさせる物
思い出にまつわる品は、記憶を呼び戻して脳を活性化させてくれるので、認知症の進行抑制に効果的と言われています。
認知症の人の記憶は、昔の物の方が比較的呼び戻しやすいと言われており、懐かしい物に触れる事で昔を思い出し、思い出を饒舌に語りだす事もあるそうです。
家族と一緒に撮った写真・愛用していた仕事道具・慣れ親しんだ地元の写真などがおすすめです。
また、匂いは記憶と密接に関わっていると言われているので、好きな香水がある場合はそれもおすすめです。
子供の頃の遊び道具なんかも良いです。
けん玉やおはじきなどで懐かしい気分に浸りつつ、一緒に遊んで笑って、最高の瞬間をプレゼントしてあげましょう。
綺麗な箱に思い出の品々を沢山入れて、メモリアルボックスとして贈るのもおすすめです。
●大人の塗り絵
認知症に効果的だと、近年注目されているのが大人の塗り絵です。
認知症の原因の一つに、脳を使わなくなってしまった事による血行不良があります。
大人の塗り絵は、どの色をどの様に塗るか・この色とこの色のバランスは良いかなど、様々な事を考えながら作業する事になります。
その結果として脳に沢山の血液が流れるので、認知症の進行抑制に繋がるそうです。
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先程、家族の写真を送るのが良いと書きましたが、もし患者さん本人が嫌がっていたり困ったりしている場合は止めましょう。
認知症の所為で誰が誰だか分からなくなっている場合、見覚えの無い他人の写真を飾られているのを同じ状況になってしまいます。
そんな時は、無理に写真を眺めさせたり思い出話をしたりしない様にしましょう。
写真を喜んでくれている様なら、一緒に眺めながら思い出話に花を咲かせましょう。
その際、写真の顔の下に名前を添えてあげると、分かりやすくて良いです。
写真を喜んでくれたのなら、フォトフレームに入れて飾っておく場合もあるでしょう。
そんな時は、プラスチック製やアクリル製の物を選ぶ様にしてください。
ガラス製だと、割れやすいので危険です。
フォトフレームを綺麗にデコレーションすると、きっと喜んでくれるでしょう。
その場合は、患者さんの好きな色や柄などを使ってみてください。
如何でしたか?
認知症だからと疎遠になったりせず、プレゼントを持って元気な顔を見せてあげてくださいね。
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