ニキビ 跡 クレーター 改善 の 道のり

ニキビが気になる思春期や大人ニキビの改善は多くの人の悩みの原因となっています。

特に、ニキビが治らずクレーター状態が残ってしまう場合、どのように対処出来るのか迷う事でしょう。

今回は、ニキビがクレータ状態で残ってしまった場合の改善方法や病院に行くタイミングなどを検証していきます。

自宅で心掛けておきたい肌ケアも載せていますので、ぜひ参考にしてください。

さっそく見ていきましょう。

ニキビ跡とクレーターの改善の道のりは？

ニキビは肌の表面のすぐ下にある角質層や毛穴が、詰まって肌の汚れや皮脂が外に出ない事が原因で起きます。

アクネ菌は悪い菌ではありませんが、皮脂がたまると菌が増殖してニキビになってしまいます。

ニキビのケアをしないと、表皮近くにあったトラブルが皮膚の内側奥深くに及んでしまいます。

これが、クレーターの原因となってしまいます。

一度出来てしまったクレーターは、自分で完全に治す事は不可能であると言われていますが、治療の過程で自宅で出来るケアをする事は大切です。

特に、思春期のニキビ跡はホルモンのバランスが整ってくると自然に良くなってきますが、完全に治すためには根気よく治療する事が必要でしょう。

■ニキビ跡の改善

表皮近くのダメージは、28日周期で古い角質が剥がれていく過程で少しずつ良くなっていきます。

時間は掛かりますが、ニキビの跡をキレイに治すには中からと外からの肌ケアをして、自然に治す事がどうしても大事です。

■クレーター後の改善

肌のターンオーバーが行われない肌の深層までダメージを受けているため、皮膚科の受診と肌のケアが必要です。

治療を1年続けるとかなりの高い確率で改善が期待出来ます。

ニキビ跡とクレーターを治すのに 自力でできる？

では、ニキビ跡やクレーターが出来ている場合に自分で出来る肌ケアを順番に見ていきましょう。

①洗顔＋保湿

これが最大に必要な肌ケアです。

何度も洗うよりは、朝と晩など1日に2回きちんと洗って保湿するようにしましょう。

洗顔料は少し高価でも無添加・無香料のものがおすすめです。

毛穴を洗った後は、潤いを浸透させるように保湿剤を優しく付けましょう。

②化粧をする場合は、化粧下地も念入りに。

毛穴を隠すために厚塗りをするよりも、下地クリームで患部を優しく覆って化粧を足すくらいにしましょう。

ウォータープルーフの化粧材は、肌への刺激が強く肌のケアが必要な時では使わない方が良いでしょう。

③食事制限

ダイエットはお肌に良くありません。

野菜を食べている人でも、バランスが悪いとニキビが出来てしまう事に。

出来るだけ、バランスの良い食事をして肌の調子を整えましょう。

④睡眠の質を良くする

早く床に就く事以外にも、寝付きや眠りの質を良くする事は大切です。

よく眠れた日に心掛けた事など、メモしてグッスリと睡眠を取れるようにしましょう。

⑤ストレッチや軽い運動

血行を良くする事は肌ケアに効果的です。

5分でも毎日続ける事が出来れば、肌の調子は目に見えて良くなる事でしょう。

ニキビ跡とクレーターがひどいときは病院に行った方がいい？

では、最後に皮膚科を受診した場合の治療の種類や費用について見ていきましょう。

■レーザー治療

ニキビ跡やのクレーター部分をレーザー光線で治療する方法です。

少しずつ何回か行う肌に優しい方法と、一度でクレーター部分を平らにする方法がありますが、これは肌が赤くなって痛みを伴う事があります。

コストは、レーザーの種類によって異なりますが、数万円～数百万円まであります。

医師との相談が治療に必要でしょう。

■針治療

顔に針治療とは！と思われるかもしれませんが、私も顔面の血行を良くするための針治療をした事があります。

当然チクッとしますが、跡も残らずお勧めですよ。

コスト的には、一回当たり5万円前後ぐらいでしょう。

■FGF注入

たんぱく質を患部に注射する治療法で、深いクレーターでも数回の治療でキレイに治す事が出来ると言われています。

痛みが残る事はなく、完治までの道のりは早いかもしれません。

コストは、数十万くらいでしょう。

これらの治療はそれなりに高額の費用が必要です。

それでも、きちんと直しておく事があなたの将来の肌に繋がるのであれば、検討してみる事に価値がありそうですね。

---

いかがでしたか？

ニキビの治療は肌のケアと保湿が基本ですが、跡が残ってしまったニキビは、それプラス専門家のアドアイスも必要です。

このチャンスに、肌に良い事を探してみる事は良いかもしれませんね。

内側と外側から肌に良いケアを心掛けて、少しでも早くニキビ跡がキレイに治る事を願っています。

お大事にしてください。