帯状疱疹の時にシャワーを浴びて石鹸とかも使ってもいいの?

目安時間:約 5分

帯状疱疹とは、水疱瘡になったことのある方なら誰でも発症する可能性のある病気で、左右どちらか半身に水泡ができたり、それに痛みやかゆみが伴うといった症状が見られます。

このとき、水泡が身体にできることから、お風呂に入ってシャワーを浴びてもいいのか?という疑問を持つ方が多いです。

そこで今回は、帯状疱疹になったときのシャワーの浴び方について、ご説明したいと思います^^

スポンサーリンク

帯状疱疹の時にシャワーは浴びてもいいの?

まず、帯状疱疹を発症しているときは、入浴してもいいのでしょうか。

基本的には、お風呂を介して他人へ感染することはないと言われています。

しかし、水疱瘡を患ったことのない方への接触は、感染のリスクが高まるので、抵抗力の弱い赤ちゃんやご高齢の方へ配慮が必要と言えますね。

例えば、先に入浴してもらい感染者は最後に入浴する・一緒に入浴しない・浴槽につからないなど、工夫して感染してしまわないようにしましょう。

さて、感染しないような工夫は必要ですが、入浴が可能であることがわかりました。

では、シャワー浴は可能なんでしょうか。

お風呂に入るとどうしても「感染のリスク」や「皮膚の水泡を気にする」などが先行してしまい、入ってはいけないのではないかなと感じやすいですよね。

実は、シャワー浴も含め入浴することは治療にとって悪いことではないんです!

シャワーを浴びると、身体があたたまり、血液の流れが良くなりますよね。

帯状疱疹の痛みの症状を和らげるには、血行を良くして身体をあたためることとされています。

なので、お風呂で身体をあたためることは有効なんですね!

血液循環が良くなり体温を高めることは、抵抗力向上にも効果的だと言われており、さらに、気になる水泡ですが、お風呂に入ることで皮膚を清潔にできるので、治りをサポートしてくれますよ♪

ただ、気をつけるポイントとして、シャワーの水圧は弱めにしておくこと。

強い水圧だと、水泡が破れてしまうかもしれません。

破れたところから雑菌が侵入し、症状の悪化を招きかねません。

したがって、水圧は弱めにする、もしくは桶にためて使用するなどしましょう。

また、この水泡が破れないためにも、身体を洗う際はボディタオルやスポンジでこすらないようにしましょう。

加えて、お湯の温度にも注意が必要です。

あまりにも高温すぎると、かゆみが増したり痛みも強くなったりしてしまうかもしれません。

ちょうどいい湯加減でシャワー浴でリフレッシュしてくださいね。

帯状疱疹の時に石鹸を使ってもいい?

もうひとつ気になる点があります。

身体を洗う際、石鹸を用いてもいいのかどうかということ。

水泡があると、石鹸に反応して「痛み」「しみる」感覚が出るのでは・・・と心配になりますよね。

何故「しみる」のでしょうか。

この現象は、水と体液の濃度の違いによって起きていると言われています。

水、体液、石鹸水、それぞれに決まった濃度があり、それぞれ違う濃度が触れ合うと「浸透圧」という濃度の低いものが高いものの方へ水分移動する圧力が発生します。

水泡があることから、体液と石鹸水が移動する状況が生じ、浸透圧によって「しみる」「痛み」が出現するんです!

この痛みをなるべく避けたい方は、石鹸を使わずにお湯だけで身体を洗い流しましょう。

石鹸だけでなく、シャンプーも同様です。

痛みの症状が強いときはお湯だけで洗うようにしましょう。

どうしても石鹸やシャンプーを使用したい場合は、オーガニックの天然もので肌に合うものを選択しご使用ください★

スポンサーリンク


帯状疱疹になってもシャワー浴が可能で、むしろ身体をあたためて痛みを緩和するため有効であるとされていることがわかりました。

しかしながら、水泡の状態が悪いときや帯状疱疹によって倦怠感が強いときは、入浴せずに横になって休むことも必要でしょう。

入浴する際は、水泡を破らないよう注意しながら、リフレッシュタイムを満喫してくださいね!

スポンサーリンク


コメントフォーム

名前

 

メールアドレス

 

URL

 

 

コメント

CAPTCHA


トラックバックURL: 
当サイト人気記事
季節の病気
科別
症状別
アーカイブ
最近の投稿