帯状疱疹の時にお酒は飲んでもいい?痛くてどうしても寝れないんだけど・・・

目安時間:約 5分

帯状疱疹にかかると、痛みやかゆみで夜も眠れないくらいになると言われています。

その状態が数日から1週間続くとなると、睡眠不足が心配になりますね。

特に、免疫力を高めるためにも夜シッカリと眠りたいと思っておられるかもしれません。

そこで今回は、帯状疱疹になった時にお酒の力を借りて眠るようにする事はどうなのかを検証していきます。

ぜひ参考にしてください。

スポンサーリンク

帯状疱疹になったらお酒は飲んでもいいの?

帯状疱疹の過程から見ていきましょう。

①水ぶくれや痒みを伴う発疹が出始める頃

皮膚科に行くか、内科でも「抗ウィルス剤」を出してくれるかもしれません。

早めに治療を始めて、治療をしましょう。

②水ぶくれがカサブタに変わってきて、痒みや痛みも治まってくる頃

まだ、体力は完全に回復していないかもしれません。

とにかく自宅で療養して免疫力を高めておきたいステージです。

③数週間から1ヶ月も経つと皮膚の状態も元通りになってきます。

通常の生活に少しずつ戻れる頃かもしれません。

④治療が遅れたり、帯状疱疹が顔や目など治り難い場所に出来た場合、治療にさらに数か月を要する事があります。

また、「帯状疱疹神経痛」と呼ばれる痛みだけが残る症状に何年も悩まされる場合があります。

これらの症状別に見ていきますと、特にステージ①や②の段階では、抗ウィルス剤の服用などから、アルコールを控えた方が良い状態と言えます。

また、アルコールは眠りを浅くしたり、神経を過敏にして痛みを増す事も考えられます。

基本的には大切な薬を服用中は、薬の効能を中心に考えて決定しましょう。

お酒を普段飲む人であれば、出来るだけ控えめにしましょう。

では、帯状疱疹の痛みにどのように対応出来るかをあげておきましょう。

・患部を温める

・出来れば体を小まめに休ませる

・入浴する

帯状疱疹は皮膚の状態を治す事が第一ですから、抗ウィルス剤や鎮痛剤などの服用が求められます。

それらの薬はアルコールと相性が良くありません。

ですから、最初の1週間ほどはお酒を控えた方が良いと言えます。

スポンサーリンク

帯状疱疹で痛みがあって寝れないときとかお酒を飲んでもいい?

では、夜眠れない時にはお酒を飲んで寝付きを良くする事が出来るのでしょうか?

アルコールと眠りについて検証していきましょう。

①お酒を飲むと夜よく眠れるとは限らない。

必要以上のお酒を常用すると以下のような別の問題も出るかもしれません。

・イビキが酷くなる

・鼻が詰まりやすくなり、呼吸器官の問題を抱える

・肝臓機能が悪くなる

・疲れやすくなる

②お酒が返って眠りを妨げる事もある。

お酒を飲むと、逆に眠りが短く浅くなる事が観測されています。

質の良い睡眠には日中に活動的である事が最も有効的です。

③アルコールを毎日飲まなければ眠れない人は要注意。

少量でも、毎日飲む事が必要であれば、アルコール中毒の危険度があります。

必ず、休肝日を週一度以上取って内臓を休ませなければなりません。

④お酒を正しく飲む方法。

・夕食時に食品と一緒に飲む。

・軽めのシャワーを浴びてリフレッシュする。

・お酒の分以上に水も飲む。

夜眠れない状態が続くとストレスがたまりますね。

でも、寝る直前などの間違ったタイミングでお酒を飲むと薬が正しく働かず、眠りが浅くなるなど逆効果になる事を覚えておきましょう。

帯状疱疹で眠れない時には以下のように対応してみる事が出来ます。

・昼間に睡眠を取る

・患部を温める

・痛み止めを使う

・温かいドリンク(ハーブティーなど)

・体を冷やすもの(クーラーなど)を使わない

など。

痛みが3ヶ月以上続くようであれば、帯状疱疹神経痛と呼ばれる後遺症かもしれません。

その場合には、ペインクリニックなど他の医療機関に相談する事で、痛みを改善する事が出来ます。


帯状疱疹とお酒の関係を見ていきましたが、いかがだったでしょうか?

免疫力を高めて帯状疱疹を再度寄せ付けないようにも気を付けましょう。

痛みの程度や治療はその人によって違います。

医師によく相談して根気よく治療しましょう。

お大事にしてくださいね。

スポンサーリンク


コメントフォーム

名前

 

メールアドレス

 

URL

 

 

コメント

CAPTCHA


トラックバックURL: 
当サイト人気記事
季節の病気
科別
症状別
アーカイブ
最近の投稿