子供の目が日焼けしてしまって痛いときにめぐすりをさしても大丈夫?

目安時間:約 4分

私たちは、普段の生活で一年中「紫外線」を浴びているのをご存知ですか?

夏に多いと思っていた紫外線の影響は、実は一年中なのです。

5月に入ると急激に紫外線の量は増え、秋頃まで強く降り注いでいます。

日焼けしないようにUVケアをしている方も多いでしょうが、目に見えない紫外線なので実は意外な場所も日焼けになっているのです。

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子供の目がすぐに日焼けしてしまうのを防ぐには?

夏でも屋外で元気に遊びまわる子供達ですが、最近は長時間の外での遊びや日光浴を控える保育園・幼稚園が増えてきています。

小さいお子さんは、自分で日焼け対策はできません。

大人が日焼けに対して、正しい知識を持つのも大切なことです。

特に紫外線による目への影響が、子供達にまで及ぶことは深刻な問題のようです。

いわゆる「目の日焼け」ですね。

単純に考えて、目が日焼けして黒くなるわけではありませんが、紫外線が目に入ることで角膜に傷がつき、痛みを引き起こすことが多いのです。

症状としては痛みの他、かゆみや充血などが多いので、炎症が起きている状態です。

目の日焼けを防ぐには、日陰を選んで行動することや、子供には難しいですがサングラスをかけたり、つばの大きい帽子をかぶるなどです。

日焼けで目が痛いときはどうしたらいい?

目が痛むという症状は、紫外線の影響で目に炎症が起きているので、まずは目を休ませることが第一です。

炎症を抑えるには、冷たいタオルで目を覆ったりするといいようですが目を閉じるだけでも痛みは引いてきます。

重症化すれば、「雪目」とも呼ばれる「角膜炎」というような病気になる場合もあるので、早めの受診を心がけるようにしましょう。

そうなる前に目をいたわり、紫外線のもとで長時間過ごすことを避けるなどの対策を取るのが最大の予防法といえます。

夏場だけではない、目の日焼けには老若男女を問わず、注意が必要なようですね。

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日焼けの目に目薬をさしても大丈夫?

今は市販で、子供から大人に対応した日焼けにも使える目薬が販売されているので、痛みなどが引かない時には使用するのもいいでしょう。

しかしそれは最後の手段と考え、まずは薬に頼らず、目の保護と安静に努めましょう。

特に小さいお子さんには、目薬をむやみに差してはいけません。

それが原因で、症状が悪化する場合もあることを覚えておきましょう。

もし、目薬を説明書通りに使用しても症状が軽くならない時は眼科の受診が必要です。

市販の目薬は、炎症などを治癒させるものではなくあくまでも症状の緩和が目的です。

実は先ほど紹介した角膜炎や、白内障の原因にも紫外線を過剰に吸収することが関係しています。

急に大量の紫外線を浴びるのは、直接ケアできない「目」にとって実に危険なことだというのも理解できます。


目の日焼けがあるなんて、正直驚くと思います。

でも考えてみれば、夏の暑い日に子供の運動会で長時間グランドにいたら目がヒリヒリしてきて充血したことがあるので、なるほどと思いました。

小さいお子さんのいるご家庭では、注意してもらいたいですね。

特に赤ちゃんを連れて外出するときなどは、要注意でしょう。

ベビーカーに乗せてお散歩は楽しいですが、話せない赤ちゃんは目に直射日光が入ったらかわいそうです。

大人は自己管理ができますから、自分に合った日焼け対策をして目を守っていくべきだと思います。

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