日焼け止めを目の周りにぬったらかゆくなったり子供は擦るから充血してしまいかゆいし痛いときの対処の仕方は?

目安時間:約 5分

夏になると、気になる「日焼け」。

今は若い女性だけでなく、小さい子供から対策をする傾向にあります。

日焼け対策といっても、外に出て紫外線を浴びてしまえば誰にでも日焼けの可能性はあるので、一番は外に出ないことなのでしょうが、室内にいても紫外線は入っているのです。

しかも、紫外線は夏だけでなく一年を通して降り注いでいるので、対策は夏だけではたりないかもしれませんね。

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日焼け止めを目の周りにぬったらかゆいのはなぜ?

目の周りというのは、とてもデリケートな部分です。

そんな部位に日焼け止めというものを塗ったりしたら、何かしらトラブルがおこるものと考えた方がいいでしょう。

日焼け止めは種類が意外に多く、どれを使えばいいのか迷いがちなので、成分で選ぶと良いでしょう。

大きく分けて、「紫外線吸収剤」と「紫外線散乱剤」に分類されます。

紫外線吸収剤を含むのが、一般的に多く使われることが多く、特長として効果が高いのですが肌に負担がかかります。

この成分が目の周りに付着すると、過剰反応を起こしている可能性がありますので、かゆみや痛みといった症状が出るのです。

どうしても目の周りに使いたいというなら、紫外線散乱剤が含まれる「ノンケミカルタイプ」をお勧めします。

これは肌への負担が少ないので、症状が出る確率は低いかもしれません。

塗る場合は、上瞼と涙袋を避けて薄く塗るようにします。

涙袋あたりに塗ると、目にしみて涙があふれてしまい、感染の原因にもなりかねません。

子供が目をこするから充血してしまったらどうする?

小さいお子さんの日焼け止めの使用には、さらに気を付ける必要があります。

やっていいことと悪いことの区別がすぐにつかない子供に、「目をこすっちゃダメよ」と言い聞かせても、かゆかったり痛みがあれば自然と目に手が行きます。

日焼け止めを塗っていなくても、子供の手には雑菌がいっぱいです。

公園でお砂場遊びや遊具での遊びは楽しいものですが、汚れた手で目をこすったりすれば、手に付いた菌はもちろん、目の周りに塗っていた日焼け止めも一緒に目の中に入ってしまいます。

目の中に異物が入れば、その異物に対して目は防御反応を起こします。

かゆみや痛みはその反応のひとつなので、たとえ我慢できないほどでも絶対に掻いたりしてはいけません。

異物が入ったことによって炎症が起きると、充血してしまいます。

一番いいのは眼科医に診てもらうことですが、突然のことですぐ眼科に行けない状況であれば、水道水を流したままの状態で手に取り、目をすすぎます。

それでも治らなかったり、痛みが続く場合は眼科へ行くのがベストです。

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子供が目を痒いし痛いという時はどうしてあげるのが一番いい?

子供に痛みを訴えられれば、大人としてはどうにかして治してあげたいと思うのが当然です。

医学の知識でもあれば、少しは子供に痛みを和らげるような策をとってあげられるでしょうが、そんな状況はあまりないと思います。

先程のように眼科医に行くのが一番いい方法なのですが、まずは水道水の流水で目を洗い、かゆみや痛みの原因を突き止めることです。

かゆみや痛みは、冷やしたタオルを目に当てることでだんだん引いてくることがあります。

保冷剤をタオルなどでくるみ、当てておくのも時間が長く冷やせるのでいい対処法です。

目薬は、原因が明らかにわかっているならば、それに応じて適切なものを使う分にはいいのですが、判断ができないなら使用せずに眼科に行くべきです。

数日経っても症状が消えない時は必ず眼科を受診して、原因とこれからの治療法をしっかり把握するのがいいでしょう。


日焼けしたくないときは、日焼け止めは確かに便利ですが、使用する部位によっては危険だということが分かります。

子供に使用する際は特に注意が必要ですし、そこまでして外に出る必要が子供にあるのかも考えることも大事です。

親の考えで、子供を危険にさらさないようにしたいものです。

また、大人も目元の日焼けを拒むならば、サングラスをかけるなどの工夫が必要かもしれません。

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