立ったり歩いたりすると足の裏が痛い!
立っているだけでも痛いのに、歩いたときに特に踵に激痛が走ったとき、何が原因となっているのでしょうか?
そしてどうすれば痛みは和らぐのでしょうか?
今回は足の裏の踵が痛いときのお話をしたいと思います。
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歩くと足の裏が痛くて、特に土踏まずから踵にかけて痛みを感じるとき、足底筋膜炎である可能性が高いと言われています。
起床した際に足をついたときに痛みが走るとき、歩き出す一歩目で踵が地面に着いた瞬間にチクッとするような痛みがあるとき、踵の内側を指で押すと痛いとき、歩いたり走ったりしたら痛いとき、こういったときは足底筋膜炎であると言えるでしょう。
これは、踵から足の指の付け根にかけて存在する足底筋膜という組織が炎症を起こしている証拠。
何故炎症を起こしているのかというと、以前スポーツをしていて足を酷使していたケースや長時間の立ち仕事などの立ったままの姿勢でいたケース、偏平足であるケースが考えられます。
特に負担のかかる靴、例えばパンプスや長靴、安全靴などを履いてお仕事をされている方に多いようです。
このように、足底筋膜に負荷を与えている状態が続くことで、筋膜が過剰に伸縮し痛みを感じる仕組みとなっているんですね。
足の踵が痛いといったメインの症状に加え、日によって痛む部分が変わったり再発しやすくなったり、悪化するとひざや腰まで負担がかかってしまうこともあるようです。
足の裏が痛いとき、踵を見ると腫れていた経験、ありませんか?
このとき、踵骨下滑液包炎になってしまっている可能性があります。
急なランニングや剣道で強く踏み込んだとき、またサンダルなどの底の薄い靴を履いたときに起こることが多いのですが、踵の骨である踵骨(しょうこつ)の下に存在する滑液包(かつえきほう)という関節液の入った袋状のものが、強い負荷を受け続けることで、痛みや腫れ、熱をもってしまうことがあるんですね。
このとき、とても痛くて腫れているし、熱ももっているので不安な方も多いと思いますが、どう対処すればいいのでしょうか?
まず、熱をもっているときは冷却しましょう。
湿布や氷で冷やすようにします。
熱をもっていないときは冷やさなくても大丈夫です。
そして、通常クッションとなってくれる部分に負担がかかって炎症を起こし痛みがあるため、運動を控えてなるべく安静にしておきましょう。
歩くのがつらいと思いますので、踵部分をくりぬいたインソールを利用して歩くようにしましょう。
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安静にして踵に負荷をかけないようにしているけど、それでも足の裏全体まで痛くなってきたとき、病院へ行った方がいいのでしょうか?
はい、整形外科病院へ行きましょう。
今回は足底筋膜炎を中心にご紹介しておりますが、足が痛い症状にはあらゆる病気やケガの可能性があります。
骨折やリウマチ、はたまた別の病気も考えられます。
したがって、整形外科を受診し、レントゲンをとってもらって、医師に判断してもらうことが完治への近道だと思います。
主な治療法としては、アイシングや湿布、電気治療、自分に適したインソール作り、タオルギャザーなどの筋トレ・ストレッチ、マッサージとなっています。
ひとまず痛みの原因が何なのかをつきとめるためにも、病院へ行くことは大事ですね。
足の裏、特に踵の痛みに関してご紹介してまいりました。
朝一起きて立ったときに痛みがある場合、足底筋膜炎である可能性が高いです。
歩くのがつらいときは、無理せず病院へ行くなりインソールを活用するなりして、痛みを緩和してくださいね。
皆さんの足の痛みがこれ以上つらくなりませんように・・・><
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