ばね指の病院はどこがいい?手術で評判がいいところの方がいい?どんな治療をするの?

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「ばね指」珍しい名前ですが、ご存知ですか?

これは立派な指の病名なのです。

指を曲げた後伸びなくなって、曲がったままの状態からバネのように急に伸びる現象が特徴で、無理に伸ばそうとすると激痛が走るほどです。

この症状は主に50代から60代の女性に多く、親指が最も多い場所で次に中指、薬指と続いて見られます。

今回は主に女性を苦しめる「ばね指」を治療する病院、治療法についてご紹介します。

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ばね指の時の病院はどこに行けばいい?

ばね指の症状が出たら、我慢せずにまず整形外科を受診するのがいいでしょう。

よく自己判断で「そのうち治まる」と思って放置し、仕事を続けていた結果症状が悪化してしまったという人が多いのが、ばね指患者の特徴だそうです。

一生使う指なので、早く正確な治療をしたいものです。

できれば、個人の整形外科よりは検査設備の整った、総合病院がおすすめです。

もし何か持病を抱えているなら、これからの治療を考えて同じ病院にすればトータルで診ていただけるので安心ですね。

整形外科での治療でも、飲み薬や注射を使用します。

体内に薬が入るのですから、何が起こるかは一般の人には予想が付きません。

大きな個人病院もあるかもしれませんが、総合病院のサポートにはかないませんから、指も持病もアクシデントも診てもらえるところを選びましょう。

ばね指の手術で評判がいいところは?

ばね指は、基本注射か手術で治療します。

最終的に選択するのは患者自身ですが、注射で完治するのは難しいようです。

注射というのは「ステロイド薬」で、あまり回数を打つことができません。

痛みは軽減しますが、動かすことでまた痛み出し結局他の治療に戻ることになってしまいます。

副作用として、感染症を招いたり腱の断裂になりかねないので、注射の際は医師の指示に必ず従い、必要に応じて手術も考慮しなければなりません。

ばね指の手術で実績を残している病院をご紹介しましょう。

東京都内になりますが、「同愛記念病院」が一番多く、次いで「昭和大学病院」、「東京慈恵医科大学付属病院」となっています。

神奈川県にある「聖マリアンナ医科附属病院」も実績を多く積んでおり、どの病院も信頼のおける医師がいるからこそ、名前が挙がるのです。

ここにご紹介した病院は特定機能病院に指定されているので、もし転院を希望するなら現在かかっている病院から紹介状を書いてもらう必要があります。

ない場合は、初診の際に指定の選定療養費を支払うことになります。

でも金額の問題ではないということも確か、患者として後悔のない選択をしましょう。

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ばね指の治療で病院ではどんなことをするの?

患者を痛みで悩ませる「ばね指」の治療とはどんなものでしょうか。

大きく3つに分かれますので、それぞれご説明しましょう。

①保存的治療

初めに手指の安静のため約3週間、指の使用を控えることから始まります。

このとき添え木や装具を使用する場合もあります。

また、安静時には手袋等を着用して温めて血行を良くすることも行うと効果的です。

②薬物療法

痛みを取り除き、患部の炎症を減らすために塗り薬や湿布薬を使用します。

なかなか痛みが軽減しない場合は、ステロイド剤を注射することもあります。

しかし、ステロイド剤は多く使用できないという難点がありますので、医師によっては避ける場合もあるのです。

③手術療法

これまでの治療で痛みに対して効果がなかったときに、最終手段として行うことが多いです。

局所麻酔で約15分程度で終了するので、安心して受けることができます。

術後は翌日からリハビリを開始できますので、最短で完治するにはいいかもしれません。

でも抜糸するまでの期間は感染症予防のために、10日ほど消毒を続ける必要があります。

どの方法でも、医師とよく相談の上、治療を進めていく必要がありますので、コミュニケーションをよく取りましょう。


普段から必ず使う指に、こんな病気があるとは驚きですね。

しかし今の医学は発展し続けています。

症状が出たら我慢せずに手を休め、早めの受診が早期治癒の第一歩です。

日帰り手術の可能な病院や、手の専門病院が増えていますので、自分にあった病院や治療法を信頼できる医師と相談することが重要になります。

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