膀胱炎にヨーグルトがどんな風にいいの?効果はいつ食べるのがよくて、どんな食べ方がいいの?

目安時間:約 5分

膀胱炎は、女性に多い病気です。

なった事がある方も多いと思いますが、その予防や治癒にヨーグルトが良いと言われているのは、あまり知られていません。

詳しく見ていきましょう。

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膀胱炎の時にヨーグルトはどんな風にいいの?

先ずは、膀胱炎について学びましょう。

膀胱炎とは、膀胱の中に侵入した細菌が増殖して粘膜が炎症を引き起こす事で発症する、細菌感染症です。

頻尿・残尿感・血尿などが主な症状です。

予防や治癒を考えるなら、原因である細菌を体外に排出する・炎症している粘膜を刺激しない、などが重要です。

そこでおすすめなのが、ヨーグルトです。

腸に優しいと言われているヨーグルトは、実は膀胱にも優しい食材なのです。

そして、ヨーグルトに入っている乳酸菌やビフィズス菌はプロバイオティクスと呼ばれる善玉菌で、細菌を体外へ排出する手伝いをしてくれます。

乳酸菌もビフィズス菌もサプリメントになっているので、ヨーグルトが苦手という方でも摂取しやすいのが嬉しいですね。

ここまでだと、ヨーグルトは膀胱炎に対して万能だと思われる方もいるかもしれませんが、病状や体質によっては効果が出ない事も症状が悪化する事も考えられます。

「効果がある!」と一辺倒に思わずに、自分の体と相談しながら摂取してくださいね。

ヨーグルトの効果はいつ食べるのがいい?

膀胱炎を治す方法として、沢山の水分を摂取して細菌を尿と一緒に体外に排出するのが良いと言われています。

先程書きましたが、善玉菌には細菌を体外に排出するのを補助する作用があります。

なので、朝食で沢山の水分を摂取した上でヨーグルトも摂取して、1日を過ごすのがおすすめです。

(水分と書きましたが、冷たい飲み物は体を冷やしますし、アルコールやコーヒーは刺激になるので、それらは控えましょう。)

ヨーグルトの摂取量に特に決まりはありませんが、あまり食べ過ぎると腹痛や下痢を引き起こす可能性もあります。

最初は100g程度から始めて、効果や体調を見ながら300~500g程度まで調整してみてください。

ビフィズス菌や乳酸菌は、1度に大量に摂取しても体内に溜めておく事は出来ません。

大量のヨーグルトを無理に1日で摂取しても効果が続く訳ではありませんので、自分の適量で毎日続ける事が重要です。

そして、善玉菌には腸内環境を整える効果もあるので、免疫力の向上が期待出来ます。

免疫力が上がると細菌に対して体が強くなるので、膀胱炎の予防や改善に繋がります。

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ヨーグルトの食べ方で効果的なのは?

乳酸菌は、冷たい状態だと動きが鈍く、38℃~40℃になると活発に動き出すそうです。

なのでヨーグルトは、乳酸菌の働きが最初からマックスになる様に、温めてから食べるのがおすすめです。

温める事で、体にとって毒になる冷えも防ぐ事も出来ます。

ホットヨーグルトは、ヨーグルトと少しの水を40秒程度レンジで温めるだけで出来るので、簡単に始められます。

温めたヨーグルトは酸味を強く感じる場合が多いので、酸っぱくて食べにくいという時は蜂蜜やジャムを少し加えると良いでしょう。

更なる効果を期待するなら、クランベリーやブルーベリー・パイナップルを入れるのもおすすめです。

クランベリーやブルーベリーには、アントシアニンと呼ばれるポリフェノールが含まれています。

抗酸化作用が強い成分なので、細菌の増殖を抑える効果があります。

パイナップルには、プロメラインという強い抗酸化作用と抗炎症作用がある成分が含まれています。

どちらも、膀胱炎の予防や治癒に効果が期待出来る成分です。


ヨーグルトを美容目的で食べている人は多いと思います。

食べ方や量を少し工夫して、膀胱炎の予防や治癒にも活用してみてくださいね。

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