膀胱炎の排泄痛を和らげるのに市販薬でもできるのか?

目安時間:約 4分

女性にとって身近な膀胱炎という病気、その名のとおり、尿をためる膀胱が炎症を起こすために、排尿時に痛みが生じます。

排尿のたびに痛みが生じるというのはつらいものです。

その痛みを緩和するにはどうしたらいいのでしょうか。

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膀胱炎の排尿痛を和らげる方法は?

膀胱炎は、尿をためる膀胱の粘膜に炎症が起こる病気で、ほとんどの場合、雑菌が膀胱の中にはいることが原因で起こります。

膀胱炎になると、トイレが近くなったり、排尿時の痛みを感じたり、残尿感や血尿といった症状が現れます。

膀胱炎の痛みは、炎症を起こした膀胱が、排尿により急激に縮まることで刺激されて起こるもので、下腹部や尿道口に痛みが出る場合が多くなります。

痛みがひどい場合や出血がある場合は、医療機関で抗生物質と痛み止めを処方してもらうことで、症状が軽減でき、治すことができます。

また、症状が軽い場合は、市販薬の使用や、生活習慣を改善することで自然治癒が期待できることもあります。

一般に言われている膀胱炎は、急性膀胱炎のことを指します。

急な痛みがある場合は、痛みを和らげるために市販の痛み止めを使用しても良いでしょう。

過労やストレスにより免疫力が低下したり、トイレを我慢したり、水分をあまり取らなかったりすると、膀胱内に入った雑菌が繁殖しやすくなります。

生活習慣の改善においては、ストレスをためない生活を心がけることで免疫力を改善し、意識的に水分を取って、排尿によって膀胱内の雑菌を排出することが必要です。

痛みがひどい場合は、市販薬を使用して痛みが緩和されたとしても、炎症が治っていないと考えられるので、必ず医療機関を受診するようにしましょう。

膀胱炎のときの排尿痛を市販薬を使って治すことができる?

前述しましたとおり、膀胱炎のときの軽い排尿痛であれば、市販薬で対応しても良いでしょう。

医療機関においては、膀胱炎の原因菌をなくすための抗生物質のほかに、膀胱炎の痛みに対して薬が処方される場合があります。

痛みがひどい場合によく処方されるものとして、ロキソニンがあります。

ロキソニンは、痛みに対して比較的早く効果を発揮する強い薬で、炎症を抑える作用もありますが、副作用として胃が荒れる場合がありますので、胃を保護する薬も一緒に処方されることがあります。

痛み止めを目的とするのであれば、市販薬のロキソニンやバファリンを使用しても良いでしょう。

ただし、バファリンは痛みに対して効果はあるものの、ロキソニンと違って炎症を抑える効果はありません。

膀胱炎自体が軽症であれば、上記のような市販薬の使用で痛みを抑えつつ、自然治癒も期待できます。

そして、生活の中で意識的に水分を多くとり、積極的に雑菌を排出することが治療につながります。

ただし、市販の痛み止めによって痛みが無くなったとしても、残尿感があったり、トイレが近いといった膀胱炎の症状がある場合は、重症化させないためにも、必ず医療機関を受診するようにしましょう。

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膀胱炎のつらい排泄痛には、市販の痛み止めの薬を使って対処することもできます。

ただし、痛みが無くなったからといって、ほかに膀胱炎の症状がある場合は、炎症が治っていない可能性が高いと考えられます。

よほど軽症でない限りは、医療機関を受診するようにしましょう。

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