外反母趾になると、靴を履いたときや歩くときに痛みがでます。
ひどくなると手術が必要になりますが、どれくらいで歩けるようになるのかご存知でしょうか。
ここでは、外反母趾の手術後の回復やリハビリについて説明します。
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外反母趾の治療には、足指を動かす体操や、親指と人差し指の間に装具をはめて、変形した足を元に戻すような治療をすることのほか、歩行が困難になるほど痛みがひどい場合には手術をすることがあります。
手術の方法には多くの方法がありますが、一般的な手術の方法は、骨を切って矯正する方法で行われ、多くの場合1時間以内で手術が行われます。
局所麻酔で行いますので、術後2~3日すると立ち上がったり歩くことはできますが、普段どおりの靴を履いて生活ができるようになるまでには2ヶ月ほど要します。
骨を切る手術を行いますので、骨がしっかり固まって安定するまでに1~2ヶ月かかることや、術後に患部が腫れることから、術後すぐに普段どおりの靴を履くことは難しく、しばらくの間は専用の装具をつけて足を固定しておく必要があります。
外反母趾のほか、それが原因の腰痛や膝の痛みがあった場合には、術後にそれらの痛みも改善される場合もあります。
手術の要否は、外反母趾の重症度や痛みの程度によって決まりますが、重症化を防ぎ、症状を緩和するためにも早めの対処が大切です。
外反母趾のリハビリでは、足の変形によるバランスの崩れや歩行の乱れ等を改善するための筋力トレーニングや、生活習慣の改善指導などが行われます。
具体的には、指の間のストレッチや足指じゃんけん、タオルつかみ等による筋力トレーニング、歩き方や履物の見直しとなりますが、手術後すぐにこれらのリハビリを開始できるわけではありません。
まずは体の筋力が低下するのを伏せ豚目のトレーニングが行われ、歩行にあたっては、足先にかかる負荷を軽減するための装具を着用することになります。
術後3週間程度経過して、骨がある程度安定してきたら、足指の可動域を広げるための練習を開始します。
術後2ヶ月程度経過するまでは、日常生活では、専用の装具を着用することに変わりはありませんが、リハビリによって徐々に日常生活ができるようなトレーニングを続けることになります。
装具が外れてからは、定期的な状態確認と筋力トレーニング、生活習慣の改善指導等が行われることになります。
足指の筋力トレーニングは日常生活でも継続して行うことが大切になりますので、積極的にリハビリに取り組むことが大切です。
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外反母趾の手術は、その症状や重症度に応じて行われることになりますが、前述のとおり、手術には多くの方法があります。
軽症~中程度の外反母趾の症状での手術の場合、術後2~3日程度の入院が必要な場合が多く、重度の外反母趾の場合には、4~5日の入院が必要になることがあります。
近年では、軽症~中程度の症状の場合に採用されることが増えてきている日帰り手術として、DLMO法と呼ばれる術式があります。
この術式は、第1中足骨のみ骨切りを行いずらすという方法で、ワイヤーを入れて固定するものなので、傷口が小さく、手術後に関節が硬くなり歩行しにくくなるというデメリットが起こりにくい術式です。
手術の術式は、個別の症例に応じて決定されるものですが、それぞれのメリット、デメリットを踏まえた上で、納得した上で手術を受ける必要があります。
症状の程度や術式によって入院期間は異なりますが、1週間程度は必要であると考えておくと良いでしょう。
症状の軽いうちに対処できれば、日帰り手術を選択することもできますので、まずは医療機関を受診して医師に相談してみましょう。
外反母趾は、合わない靴を履いていたり、歩き方が悪かったり、筋力が低下することによって発症します。
日常から予防のために生活を見直すことも大切です。
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