ぎっくり腰のときお風呂に入ると悪化する?いつから入ってもいい?

目安時間:約 5分

ぎっくり腰になった時に、お風呂で温めた方が良いのか氷嚢で冷やした方が良いのか迷うかもしれません。

特に、ぎっくり腰を起こした初日にはケアは十分に気を付ける必要があります。

今回は、ぎっくり腰になった時とお風呂のタイミングについて検証していきます。

いつからお風呂に入れるのか、症状に合わせて参考にして行ってください。

さっそく見ていきましょう。

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ぎっくり腰のとき風呂はどうするの?

ぎっくり腰にはいろいろな症状がありますが、以下のような状態では温めるよりも冷やす事を先ず行いましょう。

患部を冷やす方法としては以下のようなものが良いでしょう。

・氷嚢(ビニール袋に氷と少し水を入れて堅結びすれば出来上がりです)

・アイスノン(柔軟性があるものがおすすめ)

・冷湿布(貼って気持ちの良い所)

また、冷やす時間としては10~20分くらいが良いでしょう。

さっそく冷やした方が良い患部の状態を見ていきましょう。

①炎症している

炎症している腰は触ると痛く腫れているまたは、熱を持っている事で見分けられます。

②痛み止めを飲むと痛みが治まる

ぎっくり腰になると、痛み止めを使って通常の作業をする必要が出てきます。

寝ても起きても腰痛がある事が特徴的です。

痛み止めが効いているうちでは、腰の炎症は続いていると判断出来るでしょう。

③腰を曲げられない

腰をねじる・曲げるなどの姿勢が出来ないうちでは炎症が続いているかもしれません。

長期間かかる場合もあります。

ぎっくり腰で風呂に入ったら悪化する?

では、ぎっくり腰の時にお風呂に入る事には、どのようなリスクがあるのでしょうか?

腰痛が治まって、筋肉をほぐす場合ではお湯に浸かって温める事はとても有効です。

ここでは、炎症を起こしている場合に入浴するリスクを見ていきます。

■炎症がひどくなる

筋肉が炎症を起こしている場合では、まずは患部を冷やす事が必要です。

この場合で、逆に温めてしまうと炎症を悪化させてしまう事になりかねません。

先にあげたように氷嚢でシッカリ冷やしてあげましょう。

■お風呂から上がれなくなる

歩き方や座り方がアンバランスである事に気が付くかもしれません。

浴槽に入る事が出来ても、いざ出ようとした時に出られなくなる事もあります。

腰痛は体のかなりのバランスを失っている状態である事を覚えておきましょう。

■風呂上がりのビールは厳禁

鎮痛剤を使っている間ではアルコールは控えるか飲まないようにしましょう。

また、風呂上りに軽いマッサージが出来るようであれば、筋肉をほぐすために無理のない程度に行えるでしょう。

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ぎっくり腰になったら風呂はいつから大丈夫?

最後に、お風呂にいつから入れるのか、また入る時の注意点を見ていきます。

■鎮痛剤を使って痛みを抑えている間では、炎症がまだ治っていないと言えます。

鎮痛剤を飲んでも痛みが変わらない、または飲まなくても良くなったら、お風呂解禁の時期を知る事が出来ます。

■患部を押さえてみて痛みがなければかなり回復してきています。

腫れている部分であれば、左右のバランスを見て同じであれば入浴出来るでしょう。

■お風呂の入り方

十分に腰の状態が良くなってから入るようにしましょう。

①お湯の温度は38~40度までに設定します。

②体を無理に動かさないように入浴して、浴槽にもたれるように腰を温めます。

③長湯しないように10~15分までで入浴を終えましょう。

④出る時は腕の力で体を持ちあげましょう。

⑤入浴後は水分をシッカリと摂ります。

入浴した日に痛みが戻っていたら、まだ患部が炎症している可能性があります。

次回の入浴は慎重に行いましょう。


いかがでしたか?

ぎっくり腰の時のお風呂のタイミングは、慎重に決める事が必要である事が分かります。

毎日の生活で腰に負担がかかっている事や、運動が足りていない事に気が付いたら、ぜひ時間を作ってストレッチなどをして筋肉をほぐしてあげましょう。

また、ぎっくり腰は繰り返す可能性が高いので、座ったまま・立ったままなどの腰に負担がかかる姿勢が、長時間続かないように気を付けましょう。

お大事にしてくださいね。

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