栄養価が高い魚料理は、育ち盛りのお子さんがいる家庭では特に頻繁に食卓に並ぶと思います。
ですが、お子さんが小さいと、魚の骨が喉にささらないか心配になりますよね。
ささってしまった場合の為に、対処法を勉強しておきましょう。
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魚と一口でいっても、種類は様々です。
どの魚でも食べる際には骨に気を付けないといけませんが、特に気を付けたいのが次の魚です。
大きな骨に気を付けたい魚:鯛・鯖
小さな骨に気を付けたい魚:鰯・秋刀魚・鰻
どの魚も料理によく使われますし、骨が喉によくささると言われる魚でもあります。
子どもは自分で気を付けて食べるという事が出来ない場合が殆どなので、注意が必要です。
さて、魚の骨が喉にささった時の対処法ですが、よく聞かれるのが食べものを丸飲みにする方法です。
(私はご飯しか知らなかったのですが、調べてみると蒟蒻ゼリーや餅も出て来ました。)
魚の骨が喉にささった事が無いので試した事はありませんが、食べものを丸飲みにするのは間違いだそうです。
ご飯の丸飲みに関しては、ささったのが小さく細かい骨なら取れる事もあるみたいなので試す価値はありますが、大きい骨だと深くさしてしまう可能性があるので止めましょう。
蒟蒻ゼリー・餅の丸飲みに関しては、窒息の危険性が高いので絶対にしないでください。
食べものの丸飲みより楽で、子どもでも簡単に出来る対処法に、うがいがあります。
うがいをする際には、酢か水を使うのが良いとされています。
「水は普通だけど、何故お酢なの?」と思いますよね。
自炊をする方には常識かもしれませんが、酢には魚の骨を柔らかくする働きがあります。
つまり、ささった骨を柔らかくして取り除くという方法な訳ですが、残念ながら正しいと立証された方法ではありません。
ささった骨が柔らかくなる確証もありません。
(なので、わざわざ酢でうがいするのは個人的にはオススメしません・・・。)
水でのうがいの場合ですが、先程のご飯の丸飲みと同じで、ささったのが小さく細かい骨なら取れる事もあるみたいですが、ささったのが大きい骨なら止めておきましょう。
試す場合には、喉を傷付けない様に軽くすすぐ程度にしましょう。
ここまで幾つかの対処法を説明してきましたが、どれも確実な方法ではありませんし、大きい骨の場合にはしない方が良い方法ばかりです。
「じゃあ、どうすれば良いの!?」と思われますよね。
ご安心ください、正しい対処法もちゃんとあります。
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小さく細かい骨なら放置して様子を見て自然に取れるのを待つのも正しい対処法ですが、取れそうにない・大きい骨がささっているなどの場合には、下記の方法を試してみてください。
●ピンセット・箸などで摘まみ出す
喉の手前の方にささっている場合には、口の中を覗くとささっている骨が見える事があります。
その場合には、ピンセット・箸などで取り除くのが正しい対処法です。
(必ず大人の方がやってあげましょう。)
深くささっていて取れない・奥の方で見えないなどの場合には、無理に取ろうとせず次の方法を試してください。
●病院で取り除いてもらう
これが1番確実で安全な方法です。
子どもの場合は、小児科か耳鼻咽喉科を受診しましょう。
治療代は症状や程度によってまちまちで、1000円前後で済む場合もあれば10000円以上かかる場合もあります。
治療代を嵩ませない為にも、自分で対処出来ないと思ったら直ぐに病院へ行きましょう。
自分で対処出来た場合でも喉を傷付けている可能性があるので、子どもが違和感や痛みを訴えたら病院へ行きましょう。
対処法を知ってもどうしても心配だという方は、お子さんが小さい間だけ骨が取り除かれている魚だけを料理に使ってもいいかもしれませんね。
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