出っ歯の矯正の費用や支払い方は?保険は使えるの?

目安時間:約 6分

上顎前突(じょうがくぜんとつ)は前歯が出ている歯の症状です。

子供から大人まで、この症状で悩む人は多くいます。

矯正するべきか、様子を見るべきか個人的に決めなければなりませんが、今回の記事がその役に立てば嬉しく思います。

歯の矯正の費用や保険の有効などそれぞれのケースに合わせて検証しています。

さっそく見ていきましょう。

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出っ歯の矯正の費用はどれぐらい?

先ずは、子供の歯の矯正から見ていきましょう。

■第一期治療

これは、子供の歯の矯正の下準備のようなもので、一般的に8才~10才頃からカウンセリングが始まります。

歯医者によって治療の仕方は違いますが、費用と種類は以下のようなものが一般です。

・プレート矯正

顎の形を整えて、永久歯が正しく生えるようにベースを作るために有効な方法です。

値段は、30~60万円です。

・マウスピース

口の中に入れて夜寝るタイプの矯正アイテムで、安価に出来ます。

夜の間だけで良いというメリットもあります。

値段は、10万円くらいです。

■第二期治療

永久歯が生えそろう小学校高学年~中学生の頃に次の矯正がすすめられます。

上記の治療方法に加えてブラケットを使った矯正も選択肢に挙げられます。

・ブラケット

歯の表面にワイヤーを張って矯正する方法で、おおむね1~3年間、装着が必要です。

費用は50万円以上かかります。

■その後

矯正しているのを表面から見えないようにする、リンガルブラケットという矯正方法があります。

歯の裏側にワイヤーを張って矯正する方法ですが、費用はさらに高く70万円以上掛かってきます。

出っ歯の矯正するときの支払いの仕方は?

上記の例から歯の矯正には時期やその治療の種類など、いろいろな方法がある事が分かりますね。

子供の頃から歯医者さん(出来れば子供の扱いが上手い)に相談出来る事はとても大切です。

次に、費用が加算してくると、支払いをクレジットカードで出来ないかどうか気になる方も多い事でしょう。

歯科の支払いは多くの場合、現金が基本的ですから知られていない点も多いかもしれません。

クレジットカードが使える場合、以下のような状況が多くあります。

①高額費用の場合

特に、歯の矯正は高額になりますから多くの歯科でクレジットカードの使用が認められます。

受付で必ず確認してから、治療を始めましょう。

②都市部の大きな歯科で治療する

大きな都市部では、クレジットカードやデビットカードの使用を許可している歯科があります。

ホームページで最寄りの大きな歯科を探してみる事も出来るでしょう。

③クレジットカードの落とし穴

クレジットカードは便利ですが、使うたびに手数料がかかる事は忘れないようにしましょう。

使い方は高額である場合だけにして上手に使うようにしましょう。

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出っ歯の矯正には保険は使えるの?

歯の矯正には、基本的に保険は適用されません。

しかしながら、生まれつき口腔内に問題を抱えた人の場合治療の一環として歯の矯正が行われるのであれば、保険が適用されます。

以下は先天性疾患の例です。

・顎変形症(がくへんけいしょう)

上顎もしくは下顎が変形している事が原因で、歯が出ていたり受け口になっている場合は顎を矯正して歯を直していきます。

・歯の先天性欠如

永久歯が生まれつき生えてこない症状で、最低6本以上の欠如があれば、医学的に治療されるため、矯正に適用されると言われています。

・口蓋裂(こうがいれつ)・口唇裂(こうしんれつ)

口の一部または鼻の舌の両側が空いている状態で生まれる症状で、治療には歯の矯正も含まれてきます。

その場合、治療の一環として矯正が施されるため、保険が適用されます。

通常は保険に適用されませんが、高額医療の対象としてその一部が返金されるケースはあります。

一度、歯科の受付で詳しく尋ねてみる事も出来ます。

予算を立てる前に情報を収集する事はいつでも良い事ですね!


歯の矯正にはいろいろなケースや種類がある事が分かります。

どの時期にどれを選ぶかは本人の意思にかかっています。

もちろん歯が出ていても気にしないという方法もありますし、それは個性ですから大事にしても全く問題ないでしょう。

良い医師に相談して良い決定が出来る事を願っています。

お大事にしてください!

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