水疱瘡 跡 メイク

子どもの頃に発症することの多い水疱瘡（水ぼうそう）。

小さなころに罹った病気は気をつけようにも難しいものです。

女の子ならなおさらお肌に跡が残ってしまうのは気になりますよね。

水疱瘡で肌に傷跡が残ってしまった場合の、メイクのポイントなどご紹介します。

水疱瘡の跡にメイクをするときのコツは？

そもそも水疱瘡に罹ってしまい、なぜ傷跡が残るのでしょうか。

それは、水疱瘡にかかるとまず水ぶくれになります。

そして数日経つと水ぶくれがかさぶたになります。

その過程において水ぶくれを破ってしまったり、かさぶたを無理に剥がしてしまったりするなどのことが起きると、後々傷跡として残ってしまう可能性があります。

女性なら特にメイクをする際、傷跡などは隠したいと思うものです。

まずメイクをする際に用意するものは、コンシーラーやリキッドファンデーションです。

化粧水や乳液等でお肌の状態を整えてから始めます。

化粧下地でベースを作った状態で、まずは跡の気になる箇所に指でコンシーラーをポンポンとのせます。

その上にファンデーションを軽くのせます。

ファンデーションはリキッドタイプとパウダータイプがありますが、お肌に合った方や好みで選ぶとよいかと思います。

リキッドファンデーションは厚塗りになりやすいですが、しっかりとシミや毛穴、跡などもカバーすることができます。

パウダータイプのものはサラッとしたつけ心地ですが、リキッドタイプに比べたらカバー力は劣ります。

水疱瘡の跡が残ってしまったなんとか隠す方法はない？

水疱瘡の跡を消す方法として、多少おおがかりになりますが手術を行うことも可能です。

傷跡を切除して縫い合わせるという手術内容になります。

手術の所要時間は１０分程度と、比較的気軽に受けることができます。

術後１週間後に抜糸を行い、半年後には切開跡は分かりにくくなります。

手術の費用は顔の場合、縫合する長さ１cmにつき５万円です。

ここまでで述べた手術の費用や施術時間、期間は病院によっても異なります。

次に、「局所TCAピーリング」で修正する方法もあります。

トリクロロ酢酸というTCAを使用したケミカルピーリングで傷跡のへこみを改善するといった方法です。

１か所あたり２０００円程度なので手術に比べると比較的手が出やすい金額になっています。

しかし２週～４週に１回のペースで通院しなければなりません。

病院によっても異なりますが大体数回～１０回程度の治療が必要となってきます。

お金はかけたくないけれどなんとか跡を消したいと思う人は、手軽にできることから始めましょう。

まずは、外出時にはメイクをすることです。

次に肌のターンオーバーを促すという方法です。

夜は１０時までに寝たり食事や運動に気を付けて生活習慣を正すことで、お肌の再生をはかります。

水疱瘡の跡が白いのが気になる時は？

皮膚は３層で成り立っていることをご存知ですか？

１番外側が表皮、次に真皮、そして皮下組織というように重なってできています。

表皮を通り越して真皮まで傷を負ってしまうことが原因で、肌のターンオーバーに時間がかかってしまいます。

表皮のターンオーバーが約４週間周期と言われていますが、真皮に至っては２～６年もかかります。

その真皮の傷を防ぐためにできるタンパク質の塊が白くみえるのです。

しかし周りの皮膚に比べて白い部分があると気になりますよね。

このような白い跡が残ってしまった場合気を付けるとよいポイントをご紹介します。

まず初めに保湿に気を付けましょう。

肌が乾燥した状態だと皮膚に傷が増える原因になってしまいます。

先ほども述べたとおり、肌のターンオーバーも大切になってくるので生活習慣を見直すようにしましょう。

そして紫外線がお肌に残った傷跡をさらに濃くしてしまう可能性がありますので、日焼け対策を万全にして紫外線には注意しましょう。

次に、病院でもらう薬や薬局で購入できる塗薬を使用するのも効果的です。

一時的なごまかしにはなりますが、ファンデーションテープを使うのもオススメです。

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まず水疱瘡に罹った時は、傷青が残らないように気を付けることが重要です。

水ぶくれを破ったり、かさぶたを無理に取ったりするのはやめましょう。

そして万が一跡に残ってしまった場合でも、一時的に消す方法や根本的に消す方法もありますので、気になる際にはよく相談した上で医療機関等で話を聞いているのも悪くないかもしれません。