夏の時期には、水いぼの出来る子供が多くなります。
水いぼの処置として、自然治癒を待つ場合や皮膚科で除去してもらう場合などがあるかと思います。
ここでは、水いぼを取った後のはどうすれば良いのか、またプールには入れるのか、ということについて説明します。
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水いぼは伝染性のウィルスに感染することによってできるもので、水のようにつやのあるいぼができるため、水いぼと呼ばれています。
水いぼの原因ウィルスに感染した場合、免疫ができて自然治癒するまでの期間としては、半年から数年と言われています。
自然治癒するので、経過観察する場合もありますし、積極的に除去するという医師もいるようで、水いぼの治療に対する考え方は医師によるところが大きいようです。
水いぼが原因でプールに入れないという場合もあるようですので、その場合には医師に相談すれば除去してもらうことが出来ます。
水いぼ除去の一般的な方法は、先端が丸くなったピンセットを使用して、つまむようにして水いぼを除去する方法です。
そのため、水いぼを除去した後には小さな傷ができ、場合によっては少し血が出る場合もありますので、血が出ているうちは絆創膏を貼りましょう。
血が止まれば絆創膏をとってしまっても問題はありません。
かさぶたが出来た場合には、自然にかさぶたが取れるまで待ちましょう。
ウィルス感染を防ぐために、しばらくの間は、使用するタオルは分けるようにしましょう。
前述したように、水いぼを除去する治療を行った場合には、皮膚に小さな傷ができます。
そのため、水いぼの除去直後は、傷口の保護のため、そして血液が他に付着することを防ぐためにも絆創膏を貼りましょう。
皮膚科で水いぼの除去を行った場合には、患部を保護するために小さな絆創膏を貼ってもらえるはずです。
小さな傷ですので、血が止まれば絆創膏はとってしまっても構いませんが、気になるようであれば絆創膏を貼っておいても良いでしょう。
水いぼ除去の治療は、前述のとおりピンセットでつまんで除去するというものですので、痛みを伴います。
もちろん麻酔をする、ということも出来ますが、小さな水いぼであれば麻酔などせずにとってしまうことが多くなります。
子供にとっては絆創膏を貼るだけで、痛みを軽減する心理効果があるようですので、そういった意味では絆創膏を活用してもよいでしょう。
水いぼを除去するときに、万が一水いぼのウィルスが残ってしまっていた場合には、残ったウィルスが元になり再発する可能性があります。
自分で処理せずに、皮膚科で除去してもらったほうが安全で確実な方法です。
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学校感染症に関する学校保健委員会の統一見解として、水いぼはプールの水では感染しないといわれており、プールに入ることは構わないとされています。
水いぼの感染経路は、水いぼが潰れることによっていぼの中に含まれているウィルスがほかの人に付着し感染する、というものです。
そのため、タオルや浮き輪、ビート版を共用することで感染する可能性が高くなりますので、それらの共用は避けるようにしましょう。
水いぼを取った後は、傷が治りきっていない場合には絆創膏を貼っておいたほうが良いでしょう。
プールに入る、という場合には、通常の絆創膏ですとプールの中で取れてしまいますので、防水仕様の絆創膏としましょう。
水仕事用として販売されている絆創膏や、塗る絆創膏でもよいでしょう。
大事なことは、水いぼのウィルスが他に付着しないようにすることです。
皮膚科医の見解としては、水いぼによってプールの制限をする必要はない、とされていますが、保育園や幼稚園、学校等それぞれの見解があるかと思います。
プールに入れるかどうかは、皮膚科医や学校医と相談して決めるようにしましょう。
水いぼを除去した後には、一時的に絆創膏を貼ったほうがよいでしょう。
プールに入れるかどうかは、施設毎で見解があるかと思いますので、各施設に確認して入れるかどうかを判断してください。
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