帯状疱疹は大人でも6人に1人は発症すると言われるほど、厄介な病原体です。
皮膚はとても繊細で、ストレスや過労など強い刺激を受けた際に何かしら反応を示します。
特に、帯状疱疹になりやすい体の片側や顔などに痒みや痛みを感じたら、直ぐに皮膚科を受診しましょう。
ここでは、痛みがまだ出ていない段階での帯状疱疹の症状の見分け方や、対処の方法を一緒に検証していきます。
ぜひ参考にしてください。
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痒みに耐えるのは痛みに耐える事と同じくらいつらいですね。
痒みの原因である神経の働きを正常に戻すためには、幾つかの対処方法があります。
■患部を冷やさない
痒い時に冷やして抑えたくなる事は普通ですが、帯状疱疹の場合患部は温める方が効果的であるとされています。
冬場はもちろん夏でも患部にクーラーなどの風邪が直接当たらないように工夫しましょう。
・柔かい素材の布で覆う
・体を包み込む、ユッタリとした長袖を着る
・ショールを羽織る
■アルコールやカフェインは控える
体を冷やし、薬の効果を下げるアルコールは出来れば控えましょう。
また、カフェインは質の良い眠りを妨げますから、出来るだけ白湯や紅茶など体を温める飲み物を飲みましょう。
■寝る時は手袋を着けるか爪を切っておく
眠っている間に患部を掻かないように、布製の柔らかい素材の手袋を使う事が出来ます。
また、爪はきちんと切っておきましょう。
■睡眠不足に気を付ける
痒いとどうしても睡眠時間が妨げられます。
出来るだけ昼間にも体を休めてリラックス出来るようにしましょう。
■UVに気を付ける
痒みの原因の一つに紫外線が必要以上に当たる事があるようです。
昼間でも出掛ける必要がある場合、紫外線対策をして帽子や日傘を使用するようにしましょう。
■規則正しい生活を心掛ける
自宅療養中でも朝昼晩と食事をして、献立は栄養バランスの良いものを食べるようにしましょう。
また、緑黄色野菜や魚を中心とした献立を積極的に取り入れる事で免疫力を高める事が期待出来ます。
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帯状疱疹で痛みがなく痒みだけがあるという場合もあるようです。
また、痛みや水疱などの症状が出る手前の症状で、痒みが繰り返し出るという事もあるようです。
ですから、皮膚の異常を観測したら出来るだけ早く皮膚科で検査をしてもらい、帯状疱疹なのかどうかを判断してもらう事はとても大切です。
ここで、痒みの伴う他の皮膚病とその特徴を挙げておきます。
痛みはないけれど、痒いので帯状疱疹なのかどうかを見分けるヒントにしてください。
■虫刺され
患部が痒く赤くなります。
虫と一つにくくっても、蚊・毛虫・ハチ・イエダニ・ノミ・アブ・ムカデなど、刺された虫によって症状は異なります。
虫刺されに思い当たる場合には受診して適切な処置をしてもらいましょう。
帯状疱疹の場合には、赤みが大きくなる事がなく、水疱が出ます。
また、「ピリピリ」「チクチク」とした痛みが、皮膚の奥深く中から感じられるのが特徴です。
■あせも
汗をかいた後に湿疹ができるあせもは痒みを伴います。
帯状疱疹との違いは、あせもは比較的日ごとに良くなっていきますが、帯状疱疹は日ごとに悪化していきます。
症状が悪化していたと分かった時には直ぐに皮膚科を受診しましょう。
■口唇ヘルペス
帯状疱疹と同じような症状であるため見分けにくいですが、口唇ヘルペスは口の中や口の周りに出来て、再発しやすいという特徴があります。
口の周りにプツプツと痒いものが出来やすいという人は一度皮膚科に相談してみましょう。
まとめの文章
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