そばは消化にいい?下痢の場合や風邪をひいたときにも食べても大丈夫?

目安時間:約 5分

お蕎麦がおいしい季節になってきました。

私もお蕎麦大好きです。ところで、風邪をひいている時やお腹の調子が悪い時に、蕎麦を食べても良いのでしょうか?

「うどん」と「蕎麦」では何が違うのでしょうか?

今回は、蕎麦の食べ方や体調に合わせた作り方を見ていきましょう。

さっそく見ていきましょう。

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そばは消化にいいの?

食品全体から見て、蕎麦の消化はかなり良いとされています。

うどんと比べると、「うどん」に軍配が上がりますが、「蕎麦」も食物繊維が良い・ヘルシーという面ではうどんを上回っています。

うどんに比べて消化の面では負けていますが、蕎麦には以下のような大切な成分が豊富に含まれています。

・腸内環境を整える食物繊維

・普段の食生活で不足しがちなミネラル

・疲労回復に必要なビタミンB1

・肌の調子を整えるビタミンB2

・アミノ酸を生成するたんぱく質

・力の元となる炭水化物

・ルチンはポリフェノールの一種

など

優れた成分によって構成されている事が分かります。

消化が悪いわけではなく、食物繊維が多く含まれている分、消化に時間がかかるという解釈が正しいかもしれません。

腹持ちが良いのは「蕎麦」です。

また、蕎麦粉は消化が良く胃がもたれにくいと言われています。

うどんは消化が良く風邪をひいた時にすすめられますが、蕎麦だって同じくらい効果があるのです。

蕎麦の良さが伝わったでしょうか?

そばは消化にいいのか下痢の場合はどうなの?

下痢の原因は冷え・アレルギー反応・消化機能の衰えなどさまざまです。

先ずは、冷えですが冷たいものを食べ過ぎるとお腹を壊します。

これは、誰でも知っている事ですが、現実は暑い夏に冷たいものを食べ過ぎ・飲み過ぎてお腹を壊すケースはとても多く見られます。

また、クーラーによる冷え過ぎもよく見られます。

出来るだけお腹を冷やさないように気を付ける必要があります。

温蕎麦を食べる事が出来るかもしれません。

次に、アレルギーですが、蕎麦アレルギーは大人になって出る事もあります。

アレルギーの反応としては蕁麻疹・顔のほてり・痒み・呼吸困難などさまざまなものがあります。

蕎麦アレルギーかどうかは大人であれば皮膚科や耳鼻科などでも扱っていますから、一度相談してみる事が出来るかもしれません。

消化機能の衰えも下痢症状として現れる事があります。

体が弱っている時などは特に油や刺激の強いものを避けて、あっさりとした温蕎麦を食べて体を休ませましょう。

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そばの消化は風邪の時にはどう?

風邪をひいた時には出来るだけ温かい、胃に優しい食べ物を食べて先ずはユックリと休む事が必要です。

蕎麦は風邪の時にもおすすめの食べものです。

少しアレンジして美味しい蕎麦を食べましょう。

【アレンジ方法】

①いつもより軟らかめに茹でる

消化をさらに良くする効果があります。1玉で乾燥麺であれば茹で時間は6~8分くらい、生麺であれば約2~3分です。

②トッピングはシンプルに

風邪をひいているのであれば、温玉が栄養価が高く美味しくなる事でしょう。

③塩分はやや強めで

風邪をひいて体の塩分が汗で失われている場合では、塩分を食事に足して補う事が出来ます。

強過ぎないように注意しましょう。

④山芋はすりおろして

好みがありますが、山芋には滋養強壮・免疫力向上・消化力を高める効果があります。

蕎麦との相性もとても良いですよ。

⑤梅干しを乗せて

蕎麦の上に梅干しも美味しいですよ。また、梅干しは殺菌力にも優れているため弱った胃腸を整える効果が期待出来ます。


いかがでしたか?

蕎麦の栄養について発見があったでしょうか?

蕎麦の正しい食べ方やアレンジで、体調の悪い時にもぜひ美味しく楽しんでください。

ただし、下痢の原因がアレルギーである場合もありますから、その場合は食べるのを一旦控えて様子を見た方が良いかもしれません。

お大事にしてくださいね。

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