赤ちゃんが目やにで目が開かないときの拭き方は?ティッシュで拭いてもいいの?

目安時間:約 6分

赤ちゃんの皮膚はデリケートですから、目やにを拭いてあげたい時などどうすれば良いか迷ってしまう事があるかもしれません。

生後6か月を過ぎるころまでには、涙腺が整ってくると言われていますが、それまでは目やにが出たり涙が過剰に出て目が開かなくなっていたり、赤ちゃんの目の周りのトラブルはよくあります。

今回は、赤ちゃんの目をキレイにしてあげたい時に出来るいくつかの方法を見ていきます。

病院に連れて行った方が良い症状の見分け方もあげています。

ぜひ参考にしてください。

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赤ちゃんが 目やにで目が開かないときは?

目やにが出て、目が開かなくなる事は、特に、新生児にはよくある事です。

その理由は、赤ちゃんは涙腺がまだ完成していない上、お腹の外から出て間もないため空気や空気中に浮遊するたくさんのゴミなどに目が反応しているためです。

お母さんは小まめに涙や目やにを取って赤ちゃんの目の周りを清潔にしてあげる事が出来ます。

ここでは、いくつかの目やにの種類をあげておきます。

先ずは、心配なものではないかどうかを観察してあげましょう。

■目やにと一緒に鼻も詰まっていないか

赤ちゃんは風邪をひくと鼻が詰まりやすく、鼻水が涙腺の方まで上がってくる事があります。

目やにが鼻水と同じ色(黄色っぽく見える)をしていたら、風邪をひいているサインかもしれません。

■結膜炎になっていないか?

目やにが白っぽく、多量である場合結膜炎の可能性があります。

ハウスダスト・ダニ・ペットの毛・花粉・カビなどが原因となっている場合があります。

部屋の掃除やシーツの取り換えなど、改善が見られなければ一度受診した方が良いかもしれません。

■逆さまつ毛

まつ毛が長く、眼球にまつ毛が付いている状態であれば目やにが多量に出ます。

小まめに拭き取ってあげる事で改善出来ます。

■鼻涙管閉塞症

涙嚢炎や多量の涙や、目やになどの異常が見られたら一度医師に相談してみましょう。

赤ちゃんの目やにの拭き方は?

最も簡単なのは、お風呂でキレイにしてあげる事ですが、そう頻繁にお風呂に入れる事も出来ませんね。

では、目やにの取り方を見ていきましょう。

①ガーゼを使う

キレイなガーゼを水もしくはぬるま湯で湿らせて、指に巻き付けるようにして赤ちゃんの目を片方ずつ拭きます。

・目の真ん中から目頭の方に向けて拭きます。

・目の真ん中から目尻に向けて拭きます。

・硬くなっている場合には、キレイな別の面に替えてから目の全体に充ててしばらくふやかしてから取ります。

②タオルを使う

上記と同じく、湿らせてから使います。

乾いた物でも大丈夫ですが、擦って柔かい皮膚を傷つけないように気を付けましょう。

③コットンを使う

左右1~2個ずつ用意します。

拭き取ったら、ごみ箱に捨てます。

コットンの繊維が目に入らないように気を付けてあげましょう。

④綿棒を使う

左右1~2個ずつ用意します。

拭き取ったらごみ箱に捨てます。

綿棒が目に入らないように先ではなく、平面を使い丁寧に拭いていきましょう

頻度や目やにの種類に合わせて、使いやすい物を用意しましょう。

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赤ちゃんの目やにをティッシュで拭いてもいいの?

ティッシュはどうなのかという悩みを持たれるお母さんもおられる事でしょう。

個人的には、子供の小さい時には使いませんでした。

例えば、テーブルをティッシュで拭いた時に繊維が残るのが目に見えますね。

濡れているティッシュであれば繊維どころか大きなかけらが千切れて出る事もあります。

それを赤ちゃんの目に充てる事は、かなりのリスクがあると思ったからです。

どちらかといえば、子供のお尻を拭くために使うウェットティッシュと同じものを、体や目の周りように別に準備して使う事が良いような気がします。

それでも、手元にない場合には、ティッシュでも放置するより、拭いてあげる方が良いに決まっています。

その場合には、繊維やかけらが目に入っていないかどうかをよく見てあげましょう。

最後になりましたが、目やにだけではなく目の周りが腫れていたり、目が充血している場合にも病気のサインかもしれません。

眼科や小児科で相談して必要であれば点眼などの服薬を教えてもらいましょう。


赤ちゃんの目やにに焦点を合わせて見ていきましたが、いかがでしたか?

子供の世話は初めてであればもちろん、いつでも悩む事が多いものですね。

私も毎日育児書などを読んで、あれこれ勉強しましたが、そんな母を知ってか知らずか息子は元気にどんどん大きくなっていきました。

子供の成長はあっという間ですから、ぜひ子育てを楽しんでくださいね。

お大事にしてください。

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